ふじさわ📚編集者

担当📚連載▶︎松本俊彦・横道誠『酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡』、永井玲衣『ねそべるてつがく』、木下龍也・鈴木晴香『荻窪メリーゴーランド』、岡野大嗣『うれしい近況』📚書籍▶︎ 久保勇貴『ワンルームから宇宙をのぞく』、荻上チキ編著『宗教2世』

ふじさわ📚編集者

担当📚連載▶︎松本俊彦・横道誠『酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡』、永井玲衣『ねそべるてつがく』、木下龍也・鈴木晴香『荻窪メリーゴーランド』、岡野大嗣『うれしい近況』📚書籍▶︎ 久保勇貴『ワンルームから宇宙をのぞく』、荻上チキ編著『宗教2世』

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  • 『射精責任』日記

    SNSをお騒がせ続けているガブリエル・ブレア『射精責任』(村井理子・訳/齋藤圭介・解説)。発売前から「一体どういう本なのよ?」という多くのお声を受け、担当編集者のふじさわが、本書を巨大な外国書の海から見つけてから、発売するまでなどのあれこれの様子を日記形式でお届けします。こんな感じで本って出版されるんですよ、という過程をなるべく赤裸々に綴っていきます。

最近の記事

『射精責任』日記③ 応答

前回の投稿「『射精責任』日記② 俺、燃ゆ」は、こちらから。 ガブリエル・ブレア『射精責任』 (村井理子・訳/齋藤圭介・解説) 2023年07月21日より好評発売中! 俺、燃ゆ再び 忘れられないうちに、と情報解禁と予約開始を前倒した5月末。告知した途端、秒速でバズ/炎上する。村井さんも援護射撃を辞さない構え。曰く「村井、被弾慣れてる!」。ちなみに弊社も被弾には慣れてる。  驚いたのは、この時期に『射精責任』と著者のブレアさんの断片的な情報に触れ、「著者はモルモン教徒なので

    • 『射精責任』日記② 俺、燃ゆ

      前回の投稿「『射精責任』日記① 私が想定読者です」は、こちら。 ガブリエル・ブレア『射精責任』 (村井理子・訳/齋藤圭介・解説) 2023年7月21日発売予定/予約受付中 不安  年が明けて2023年。すったもんだののち、無事に版権を獲得し、本格的な翻訳作業開始。村井さんの原稿はとにかく早い! 一方、私にとっては本書が初めての翻訳書。違和感のある箇所があっても、「原文がこうなのでは?」「村井さんがいろいろ考えた末、こういう表現にしているのでは?」とぐるぐると考えてしまい、

      • 『射精責任』日記① 私が想定読者です

        はじめに 『射精責任』。一度聞いたら、決して忘れられない四字熟語。新しい造語でも、エッチなコンテンツのタイトルでもありません。大真面目に女性の身体と生命の安全、望まない妊娠による中絶を論じた、人文・思想ジャンルの全米ベストセラーを翻訳した本の書名です。 長引く出版不況と毎日おびただしい数の新刊点数のなか、新刊タイトルの発表というのは、そのほとんどが、日々、ネットの海に流れては埋没していく運命にあります。しかし、本書『射精責任』は、うっかり担当編集者がその名を口にした途端、大

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      • 『射精責任』日記
        3本