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6月 なにもえらくない

長いTwitter的に書きます

昨年ずっと思ってたことがある
大きな絵で
今年の代表作!みたいなのが描けなかった
描いたは描いたけど前描いたアレを超えられなかった
という方が正しいかもしれない
今年こそは描きたいと思っていた
でもなんだかそんな気も起きそうにない
なので仕事と勉強に力を入れている

そういえば時々誰かに
絵が描けるのが羨ましいといわれることがある
深い意図はないのかもしれないけど
私はそう言われるととても複雑なきもちになる
上手い下手はあれど絵は割と誰でも描けるもので
嫌な気持ちでもないけど、全面的に嬉しいわけではない
むしろ、いま私にはこれしかできない
毎日会社などに出勤することもできなくなり
救いの手が差し伸べられたのが
絵を描くということだった
ほんとに何もないよりは良かったかもしれません

えらいね、と言われることもある
まったくなんもえらくないのだ
なんならまだまだ自分の絵が下手だともおもっているから
少々つらいときがある

これしかできないのだから
これで食べるしかない
これで生きるしかない
これで生きなければ意味がない
仕事としては働く人と一緒なのだ
人と少しちがうのからそう思われるのかもしれないけど
絵で食べてる人もたくさんいて珍しくもなく
絵を描いてるか、そうでないかの違いなだけで
働いてるということは一緒なのだ

制作に対して
何か道がひらけないときは
一緒懸命なにかをやって
今の場合は仕事をやって
わーっとたくさんやってみて
ふーっなった時に何かがみえるかもと
そういうことにしています


藤巻

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