空の下で
あらためて考えると僕は
まちをデザインしたい
って思っているようです。そして、それを強く思わせてくれた景色がいくつかあり、その景色は基本的に空の下に拡がる気持ちのいい景色だったんだなと思います。
5年前、何かを残したいと思っている中、仕事で携わった宝塚市で出会った景色です。阪神間の都市部に残る広大な農地、そこは土と水と緑が拡がる静かな空間でした。その空間の良さと地域の人たちの気持ちの良さが相まって、このまちの人たちが笑顔でくらし続ける事が出来るまちをデザインしたいと強く思いました。
そして3年前、何かを成そうという思いが突然霧散したあとに出会った大阪の景色。中之島に広がる景色は僕を魅了し、やっぱり人の暮らしや温かさを感じ続けるまちを作りたい。そこに1ミリでも携わりたいと思わせてくれました。だからこそ、どこに行くともなく個人的な活動をしているんだと思います。
6年前、仕事の途中で出会った外堀川の景色です。桜が両岸を彩り、川面に映るもう一つの桜たちが僕を幸せな気分にしてくれました。偶然出会ったこの場所でひょんなご縁で地域のNPOさんアンビシャスコーポレーションさんと繋がりを持つことが出来ました。そのNPOさんにご協力を頂き「水辺のワイン会」をします。橋のたもとでみんなでワイワイ飲む会です。
少しでもその時間が楽しくなり
少しでもその瞬間が温かい気持ちになり
少しでもその空間に愛着を持ってもらえたら
僕は少しだけまちをデザイン出来たんだと思います。
2019年5月3日 晴れ
今日、僕は僕が好きな空の下でまちの景色を作りにいきます。
全部で682文字でした。(タイトル除く)
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