線で出来た”まち”・面で出来た”まち”
以前は土地区画整理事業という土地を開発して都市化しようという仕事に携わっていました。だからでしょうか、地図を見るのはそこそこ好きです。そして、最近思うのは『線』で出来た”まち”と『面』で出来た”まち”の違いです。
『線』で出来た”まち”というのは幹線道路を中心に作ったまち。
『面』で出来た”まち”というのは土地の配置を中心に作ったまち。
だと思います。
■面で出来たまち
①航空写真(昔)
②航空写真(今)
③地図(今)
■線で出来たまち
①航空写真(昔)
②航空写真(今)
③地図(今)
国土地理院に昔の航空写真があるので見比べるとよくわかりますね。
線で出来たまちはぐちゃぐちゃしていますが、面で出来たまちはすっきりしています。面で出来たまちは道路の幅も余裕を取って整然と作られています。線で出来たまちは農道や村のあぜ道を少し広げて作っているのでぐちゃっとしています。
どちらがイイというわけではないですが、やっぱり面で出来たまちの方が安全だし、使い勝手がいい”まち”なのかな~と思います。
全部で454文字でした。(タイトル除く)