よかれの裏側
僕はかばんにトングを挿している。
なぜかと言うとごみ拾いがいつでも出来るように。
まちにごみが落ちている時、拾いたいと思っても拾うすべを持ってなかったから。
イベントではなく普段着としてのごみ拾い。
そう思ってトングを挿している。
この前電車に乗ろうとした時、満員だったので背負っていたかばんがお客さんの邪魔になると思い手持ちに変えようとした。そしたら、隣の人に僕のかばんがぶつかってしまった。特に怪我はないようだったけど、トングがささらなくて良かったと思う。
ごみ拾いは良かれと思ってしているけれど、その行為の裏側で誰かに迷惑をかける可能性がある。
日々の暮らしの中で、よかれと思ってやっていること、でもその裏側で誰かを傷つけている可能性がある。そんなことを気にしすぎていると何もできなくなると思うけど、自分の行為の向こう側で誰かを傷つけていることもあると思うことはとても大事だと感じる。