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「白って200色あんねん」のひみつ      ~色とは何なのか~

皆様こんにちは!フジプラスコンタクトセンターのよんです。

今日で6月も終わり、明日から7月になりますね。4月からはじまった新生活にもすっかり慣れて、今の環境での楽しみ方を覚えた頃でしょうか。

私は昔からテレビっ子なので日常的にテレビを楽しんでいるのですが、ちょっと前に話題になった、「白って200色あんねん」とアンミカさんが発言したバラエティー番組を運よくリアルタイムで拝見しておりました。
その時は「なんだそれ面白すぎる~!」とお腹がよじれただけでしたが、後日ふと「白って本当に200色あるの?」という疑問が浮かびました。

白は200色あります

結論から申し上げますと、実際に白は200色以上あります。
ここで敢えて「200色以上」と言わせていただきたい理由として、色はほぼ無限大に存在しているかつ、はっきり数えることができるものではないからです。なんだかアバウトな感じですよね。しかしここからがこのお話の面白いポイントです。

色とは何なのか

色が無限大に存在する理由を知るためには、まず「色とは何なのか」を知る必要があります。
色とは、頭の中に生じている電気信号・知覚現象のことで、簡単に言うと私たちの「感覚」です。目の前にあるモノがその色に見えているのは、そのモノがその色だからではなく、私たちの頭のなかでその色に見えているからなのです。
なので、味覚や嗅覚が人それぞれ違うのと同じで、私たちが見ている色の感覚はその人によって異なります。同じリンゴでも、ぱきっとした明るい赤に見えている人もいれば、淡い赤に見えている人もいるということです。

光と目とモノの3つの関係

更に正確に言うと、色は、光と目とモノの3つの関係で、感じることができます。
私たちにモノ(リンゴの赤)の色が見えるのは、それを照らしている光があって、その光がモノ(リンゴ)によって反射され、その反射された光が色として目に入ってきているからなのです。なので、照明を消して真っ暗になると、私たちは色を確認することはできません。
私たちが色を感じるには、目と光が必要であり、その色を感じる感覚が必要なのです。

そして少し難しい話にはなりますが、光の波長などによっても、見える色は違います。
例えばりんごを、晴れた日の屋外と、キャンプの焚き火の近くで見比べたとします。太陽と炎では光に含まれる波長成分や光の量が違うため、屋外では鮮やかな赤に見え、炎の横では暗い赤に見えるでしょう。

つまり、少し極端な言い方ではありますが、その瞬間にその環境であなたがそのモノを見ているから感じられる色は、他の誰にも見ることができない、あなただけの主観的感覚なのです。

色は何色あるの?

「ちょっと甘い」とか「とても甘い」という味覚を線引きできないように、色も明確に仕分けることができません。色ははっきり数えられるものではないのです。
また、色は無限大ですが、人間が認識できる色は無限ではありません。
なので、私たち人間の目が「どのくらい色を見分けられるか」で、色を区別します。

前述したように、性別、遺伝、そのときのメンタルまでも影響すると言われるほど、人によって色の感覚は違います。またその時の光の波長などの環境要因にも左右されます。
それをふまえて、10代や20代が見えている範囲で言うと、見える環境が整っていれば750万色、日常の中でも187万5000色もの色を認識していると言われています。(諸説あり)
とても膨大な数字です。それだけ多くの色が溢れていると思うと、この世界にある色んな色をもっと観察したくなりますね。

色が無限に存在する世界だからこそ

たくさんの色が存在しているからこそ、色にはこだわりたいですよね。
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