山種美術館でほのぼのとした絵を見てきました
ゆる〜く、書き始めます。
山種美術館の特別展、タイトルは「癒やしの日本美術」、サブタイトルは「ほのぼの若冲・なごみの土牛」へ行ってきました。
最初に、
伊藤若冲
伊藤若冲(1716-1800)が描いた布袋さん人形の絵です、「伏見人形図」とか「布袋図」と呼ばれています、見ていてほのぼのとします。(美術館の特設ページはこちら)
最近は、こういう絵のことを「チルい」と言うのですか。
若冲は80歳を過ぎた頃からこのテーマを好んで描いていたようで、似たような作品がいくつか残されてます。少し前の日経デジタルでも「ゆる~い江戸絵画」という連載で、若冲の「伏見人形図」が紹介されていました。
記事によると、若冲は本来技巧派であるはずなのに、晩年間際には民芸品を題材としたゆるく素朴な作品を創作していったそうで、その点を讃えています。
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続いて、
奥村土牛
山種美術館は奥村土牛(1889-1990)の作品を多数所蔵しているらしく、それは、美術館の創立者・山﨑種二(1893-1983)が土牛を見込んで若いころから支援し、さらに家族ぐるみの交際が続いていたからだとか。
うさぎの毛並みがフワフワでした。
nhkアーカイブスによると土牛は「大器晩成の見本のような画家」で、70代、80代で傑作を描き「芸術に完成はあり得ない」という名言を残し、100歳になっても描き続けていたそうです。
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片や、
(山種美術館の話からそれますが)
平沢貞通
奥村土牛と同時代に生き、画壇で天才的な活躍をしていながら、後にすべての功績を打ち消されるような事態に陥った画家がいます、平沢貞通(1892-1987)です。
うまく説明する自信がないので、BingのAI機能にたずねてみました。
質問「平沢貞通の生涯を200字くらいで教えてください」
私は、この小説を読んで知りました。
あ~、年始から、重い話にしてしまった。
読んでいただき、ありがとうございます。
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