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映画「九十歳。何がめでたい」と、ピアノ練習アプリについて

先日、映画「九十歳。何がめでたい」を見てきました。

作家の佐藤愛子先生(草笛光子さん)と、担当編集者(唐沢寿明さん)、両者によって名著『九十歳。何がめでたい』が出版されるまでのいきさつが映画となっています。

断筆した高齢の愛子先生、愛子先生に連載をお願いしたい担当編集者、なのに、仕事一筋の担当編集者は家族が崩壊寸前の状態で、この先いったいどうなることやら、という映画です。

楽しい映画で、上映中、何度も笑ってしまいました。

それにしても、大女優の草笛光子さんといい、文豪の佐藤愛子先生といい、その道一筋60年とか70年というのはものすごいことで、それに比べて・・・

(比べるのも失礼かと思いますが)凡人の私は、いろいろな事に手を出しては中途半端なところであきらめて、まあ、どうしようもないといいましょうか、目も当てられないといいましょうか。

「比べる」といいますと、googleに「googleトレンド」という便利なツールがありまして、ちょっと試してみますと、

例えば、最近、私が見てきた2つの映画「(九十歳。)何がめでたい」と「言えない秘密」という用語が、過去30日間で、どのくらい検索されたかgoogleトレンドで調べてみたところ以下のように表示されます。

googleトレンドによる表示

青い線「何がめでたい」という用語は、映画の劇場公開日6/21頃に検索回数がピークとなり、その後、徐々に検索回数が減っています。赤い線「言えない秘密」も、劇場公開日6/28頃に検索がピークとなり、その後、検索回数が減ってゆきます。

この先を予想してみますと、赤い線が下降を続け、青い線はほぼ現状維持しそうに見えますが、いかがでしょうか?

映画「九十歳。何がめでたい」はロングランになりそうな気配です。

用語「何がめでたい」と「言えない秘密」は国内の検索結果を比較したものですが、次に、世界中での検索回数を「比較」してみます。

いろいろな事に手を出しては中途半端で投げ出してしまう私は、懲りずに、また新たにピアノを習いたいと思っていまして、ならば、(しっかり教室等で習いたいところですが、その前に)スマートフォンやPCを使ってピアノを練習することはできないものか、と、調べたところ、あちらにもこちらにも、有るわ有るわ、世界中に数え切れないほどの「ピアノ練習アプリ」が存在しています。

その多くは次のような機能を持っています。

スマートフォンやPC上からピアノの弾き方を指導し、学習者の演奏を検知し、楽譜どおりに弾いているか判定。これを繰り返し、徐々にレベルアップしてゆく。

演奏を検知する方法は主に2通りあり、アコースティックピアノの場合はスマートフォンやPCのマイクから音を拾い、電子ピアノの場合はUSB端子を介してMIDIで接続するというもの。

それでは、いくつかのピアノ練習アプリが世界中でどれくらい検索されているかをgoogleトレンドで比較してみます。

比較するのは、フィンランドの「yousican」、イスラエルの「simply piano」、ヤマハとパートナーシップを結ぶドイツの「flowkey」、ラン・ランが関わっている中国の「smart piano」、カナダの「musora」という5つのアプリ。

googleトレンドによる表示

ご覧の通り、検索回数としての1番人気はフィンランドの「yousician」でした。

おめでとうございます。

何がめでたい?


読んでいただき、ありがとうございます。

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