僕の現在地とレースの為の代償
今年のメインレースは9月下旬に行われたポルトガルでのマスターズ世界選手権。
この日の為に、今年はトレーニングを重ねてきた。
と言っても夏前にふくらはぎを痛め、その後もたび重なる捻挫を繰り返してしまったため、まさに満身創痍。僕の足はずっと悲鳴をあげていた。
けれども、この挑戦は1人のものじゃない。チームメイトがいるから、僕の成績が芳しくなくともチャンスが消えるわけじゃない。だから、足の状態がベストからは程遠いとしても諦める理由は何ひとつ見当たらなかった。
今年はチームでメダルが取りたい。それも昨年を超える銅メダル以上を。そして、その姿を子どもたちに見てほしい。その思いを実現する為にこのレースに賭けていた。
本来ならば調整レースとなるはずだった8月9月のレースも、ケガのために予定変更。距離を短くしたり、完走が目標だったり…。もどかしい日々だった。
それでも、ここを乗り越えればまたひとつ次のゴールが見えてくる。まさに暗中模索に近い日々であったが、細い細い希望の糸を信じて過ごした。
我慢と努力。何よりチームの2人の活躍があって、2つの銀メダルを獲得する事が出来た。
帰国してひと息。無理の反動か足の痛みは増す一方で、ジョグよりも歩いている日の方が多い。走ってはケアをし、走っては休み。
ただ焦る気持ちは全くない。やるべき事はやったので、満足というか気持ちが落ち着いたというか…。
次なる目標レースが見つかれば、またやる気がムクムクと湧いてくるのかもしれない。一方で、レースにこだわる必要もないかな?と思っている。走る事を止めるわけではないし、離れるわけでもない。ゆっくりゆっくりやりたい事を探したり、今の立ち位置やこれからどんな事をしたいか見つめる時間も悪くない。
レースで無理をした分、そのダメージは大きい。心身ともに大きな負担はかけたが、それは納得した上での事だ。これからの自分がどうあるか、じっくりと向き合いたい。
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