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アスリートという生き方

僕の現在地

最近ははちみつ屋さん(Importer)で、大会主催者(Organizerで、時々、マウンテンランナー(Athlete)というのが僕の立ち位置である。

ちなみに、海外レースに行った際はジュニアトレイルランを通じた子どもたちへの働きかけが好意的に評価される事が多く、アスリートであり社会活動家(Activist)として扱われることが多い。
*12/12追記:イギリスのランニングキャップを輸入する帽子屋さん(importer)、でもあり、両親と一緒に飲食業を営む弁当屋さんでもあります。

マウンテンランニングはヨーロッパ中心に行われ、転戦している人同士が度々出会うのですぐ仲良くなれる。


アスリートってなんだろう?

言葉の意味だけで言うならば、
「スポーツや、他の形式の身体運動に習熟している人」
となる。

日本では1990年代くらいまでは「スポーツ選手」と言うのが一般的であったが、次第に「アスリート」と表記されるようになって定着したそうだ。その他、wikipediaに色々と載っているので詳しく知りたい方は参考にしてください。


プロとアマの定義

金銭収入があるからプロなのか、
それだけで生計が立つことがプロなのか?
それらに当てはまらな人はアマなのか?

競技によって収入体系や契約条件などが違うので、僕はこれを一括りに定義するのは難しいし、あえてしなくても良いと思っている。

プロかアマかと言われれば、僕は走ることを通じて仕事があり対価を得ているのでプロに属することになると思う。けれど、他にも仕事があるし僕は専業のプロランナーではない。

僕より足が速い人はそれこそ、ごまんといる。
それは紛れもない事実で、プロの指標は当然のことながら速さだけでは決まり得ない。また、プロでもアマでもアスリートたり得ると思うので、プロ・アマとアスリートの定義の話は分けて考えた方が良いように思う。

ジュニアトレイルランのことなど各地で興味を持ってくれるので話をする機会がしばしばある。ありがたい。


競技力だけではなく…

僕自身は山を走り始めて、現在17年目になろうとしている。
この業界で言えば大ベテランだ。
僕が走り出した頃から走っていて、いまだに走っている人は多分数えるほどしかいないだろう。

速さだけでいえばたくさんの人に及ばないし、
僕より長く走れる人もたくさんいる。

僕は自分が小さい頃からスポーツが苦手で苦労した経験があるので、同じ思いを持つ子たちに苦手意識よりもスポーツの楽しさを伝えたいという思いがある。

だから、走り出した当初から自分が成長してチャンスを掴むことが誰かの希望になるかもしれないと信じて、そして、走る楽しさを伝えたいという思いとともに走っている。

アスリートがその活動を通じて、
希望を伝える存在であると考えるならば僕はアスリートだ。

競技力が高いにしたことはないけど、競技力が高いだけでは本質的な意味でのアスリート足り得ないのではないかと思う。

真剣に走る。けど、応援が嬉しくて走りながらもつい笑顔になってしまう。


アスリートは生き方を表す名称

アスリートは、人より秀でた何かがあると言う意味ではスペシャリストだと思う。
けれども、そこに寄りかかりすぎると競技を引退した時に行き場がなくなるだろうし、スペシャリティを持つことに加え、挑戦し続けることが出来る人であったり、その姿にこそ、アスリートしての価値があるのではないだろうか?

僕もアスリート枠で活動させてもらうことが時々あるが、
正直、僕以外はみんないわゆるスポーツ万能で周りに圧倒されることばかりだ。

けれども、こんな僕でもチャンスを掴むことができた。
自分なりの方法で自分にしかできないことを考え取り組むことでチャンスを得た。

心臓が飛び出そうになりながらラストスパート。応援も真横に張り付いて後押しをしてくれる。


最近わかったこと~アスリートは肩書きの1つ~

アスリートは肩書きの1つではないかと思う。
それ以上でもそれ以下でもない、人生のある一部分を表すもの。
そんな感じ。

もちろん、スポーツによって専業で生計が成り立っているプロ野球などのケースもあるし、他の色々な肩書きとも共存できるし、幾つかの生き方の1つとしてどんな暮らし方や働き方とも共存できる。

生き方の数だけ、アスリートのスタイルもあると思う。

選手紹介の場で。


どうありたいか?

僕は学生時代から走っていたわけでもないし、山を走るのももう年齢的にベテランだ。それでもありがたいことに僕が情熱を持って走り、子どもたちへの発信を続けている事を応援してくれる人たちがいる。そんな思いには最大限応えたい。ただし、家族や身の回りの人を幸せにした上で。

ここが今までと少し違う。

もちろん、今までだって身の回りの人は大切にしたつもだりだけど、年を重ね同じ物事を大切にしつつも優先順位が変わってきた。これからもチャレンジは続ける。けれども、家族や身の回りの人を幸せがあってこそだと強く思う。

フィニッシュ後、家族に迎えられて。


詰まるところ、僕は僕

ぐるぐる考えていって思うのが、肩書きは肩書きであって、大切なのは僕が僕であること。はちみつ屋さんでも大会主催者でもアスリートでもアクティビストでも僕が一所懸命に取り組むことを評価していただけるなら、肩書きはなんだっていい。
*12/12追記:イギリスのランニングキャップを輸入する帽子屋さん(importer)、でもあり、両親と一緒に飲食業を営む弁当屋さんでもあります。

これからも目の前にあることに1つづつ取り組み、成長し続ける人でありたい。




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宮地藤雄(みやちふじお)
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