2023年マウンテンランニングワールドカップカレンダーとマウンテンランニングについて
12/20付で2023年のマウンテンランニングワールドカップのスケジュールが発表された。2023年は8カ国11イベント17レースが対象となっている。
アメリカのBrowken Arrowがシリーズに復活したが、それ以外はいつも通りヨーロッパで開催される。僕が転戦していた頃から基本的にヨーロッパ開催だったので、いつも通りといえばいつも通りだけど、マウンテンランニングは改めてヨーロッパのスポーツだと強く感じる。
僕がヨーロッパで走ったレースの大半はマウンテンランニングのレースで共通して感じるのは、コース各所におけるギャラリーの熱い応援や地域を見事に巻き込んだ運営体制などスポーツが完全に身近であり、エンターテイメントとして成立していることだ。
なお、最近はトレイルランニング、スカイレースのシリーズにもなっているレースもしばしばあり、何をもってマウンテンランニングのレースと定義するのかは難しくなってきている。
本来の定義からすると、「山で行う陸上競技(いわゆる表現として山で行うマラソン*フルマラソンとは限らない)」が一番近い。理由としては、一斉にスタート、補給は給水のみで何も持たない。シンプルかつ対等な条件で行うという分かりやすさだ。このスタイルを守り続けることが良くも悪くもクラシックと呼ばれる所以だ。
僕は伝統的なスタイルを踏襲するという意味で前向きに受け止めているが、伝統的であるが故にコマーシャリズムの対応に遅れをとり、トレイルランニングの流行に伴い、華々しさではトレイルランニングほどではないために組織改革などに苦慮をした。
しかし、改革を重ね、マウンテンランニングは流行も取り入れつつ再び、注目されるスポーツになりつつある。これは業界的な見方ではあるけれど、僕が10年の間、マウンテンランニングに携わってきたものとして、その間に経験したことや見たものにも是非とも興味を持ってほしいし、これからマウンテンランニングの世界に飛び込む人がいればぜひ応援をしたい。
2023カレンダー
【お知らせ色々】
・1/15(日) 第4回YOKOSUKA Jr TRAILRUN&駅伝 in 田浦・梅の里(受付締切)
・3/5(日) 大楠山ミニマウンテンマラソン2023(受付中)
・4/9(日) 第8回KANAGAWA Jr TRAILRUN in 逗子・神武寺(受付中)
・9/24(日) 第8回NAGANO Jr TRAILRUN 兼 U-15ジュニアトレイルラン
チャンピオンシップ in 富士見高原
「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。
「逗子ジュニアトレラン部」
2023年度申込受付中!!
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【スロヴェニアに対する旅の記録】
◎スロヴェニア紀行(旅の記録色々)
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