■ダンサー人生[第五十一話]
あなたは、自分の中の「本当の姿」を知っていますか?そして、その本当の自分に変身する鍵を手に入れましたか?誰も知らない、本当の自分に会いたいですか?yesであれば、この話(ストーリー)をヒントに、本当の自分に会う鍵を見つけてください。■■■
■ダンススクールへ向かって 4話
ダンススクールでは、定期的に学内オーディションが行われた。このオーディションは、ダンスレッスンクラスのレベルアップの見極めを兼ねていた。ダンススキルが上がれば、それに似合ったダンスレベルアップしたレッスンが受講出来る。 私達の子供は、未経験者クラスからのスタートとなった。 ダンススキルアップは、個人差が大きかった。習得スピードは人によって違うのが普通である。 私は、最初は未経験者レベルでも全く問題ないと思っていた。しかし、子供達は、どんどんスキルアップして、レッスンクラスが変わる生徒を見て、自分との差を気にしてしまうものだ。「自分は大丈夫だ。基礎は身についたから、次のステップに進みたい。」と考える生徒はいるかもしれない。しかし、基礎レベルのダンススキルを飛ばして先に進むことは出来ない。もっと、もっと上のレベルのレッスンを受講した時に、基礎がおろそかになっていたら、難度の高いステップができないのだ。 プロダンサーのインストラクターの先生に、ダンススキルをしっかり見極めてもらい、次のステップに進んでよいと判断されるまで、しっかり基礎固めをやっていくことが、何より大切である。
プロダンサーを目指すならば、基礎をしっかり身につけることが、何より大切なのだという。 私達の子供達がオーディションから戻ってくると、インストラクターの先生から言われたこととして、私達に、教えてくれた。
💕ダンスオーディションの後は、子供達の食べたいものを食べに行く。頑張った子供達へのご褒美だった。 💕あの夢に向かって。
💕夢の実現4年前のことだった。
💚人を愛するポイント💙 ●プロダンサーになるには、何より基礎レッスンが大事だ。基礎が身についているか、身についていないかは、プロダンサーが見ればすぐにわかるものだ。なぜなら、どのプロダンサーも基礎レッスンを大事にしてきたからだ。
第五十ニ話に続く