ほっし校長

朝日の眩しい光が好き。深夜静けさの中を散歩しながら発想するのが好き。木漏れ陽が好き。日…

ほっし校長

朝日の眩しい光が好き。深夜静けさの中を散歩しながら発想するのが好き。木漏れ陽が好き。日常の瞬間に幸せを感じるように前向きに生きていきたい。小児がんサバイバー、骨肉腫サバイバー blogはこちらhttps://sowataya358.com/

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  • Draw Future LoHaS  [DF-LHS]第二版

    ◆[DF-LHS] ◆サポート支援名          「Draw Future LoHaS: 未来のロハスを描く」毎日更新🆙 マガジン版 第ニ版

  • Draw Future LoHaS  [DF-LHS]初版

    ◆[DF-LHS] ◆サポート支援名          「Draw Future LoHaS: 未来のロハスを描く」毎日更新🆙 マガジン版 初版

  • ダンサー人生 第ニ章

    ダンサーとして生きてきた人生観を綴る長編の第ニ章

  • ダンサー人生 第一章

    ダンサーとして生きてきた人生観を綴る長編の第一章

  • 人生に無駄な経験なし

    必死に生きる。この人生で無駄なことなど何一つもありません。全てはこれからのあなた次第です。

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甘い宝石箱

小児がんを患い入院していた頃、 お見舞いにいただいて、特にワクワクしたのはケーキでした。 「食べたいだけ食べてね。足りなかったら、また買ってきてあげるよ」 いいの?やったぁ 子ども心に、大喜びした その一瞬、自分が末期ガン患者であることを忘れた 私はケーキの箱を開けてもらって、中を覗き込んだ 中には、ぎっしり並んだ、宝石のように綺麗なケーキ 素直に幸せでお腹いっぱいになった 「点滴が終わったら、先生に食べていいか聞こうね」 僕は点滴の固定が腕から外れないよ

    • もうひとつの夕陽

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        おとなのハロウィン

        • 【絵本】夢のからくり時計

          あるところに、夢の不思議なからくり時計がありました。 この時計は、どんな夢でも叶えてくれる特別な時計。 さあ、このお話をしましょう。 時計には、小さな住人が住んでいました。 住人は、あおちゃんという優しい子に言いました。 「あおちゃん、この時計の力を信じてね。ただ、それだけでいいんだよ。」 「信じたら、あおちゃんの願いは叶うよ。」 あおちゃんは、「ほんとうに?」と思いながら、夢を考えました。 すると、住人はこう教えてくれました。 「こうするの。からくり時計に

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        甘い宝石箱

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        • Draw Future LoHaS  [DF-LHS]第二版
          3本
        • Draw Future LoHaS  [DF-LHS]初版
          8本
        • ダンサー人生 第ニ章
          10本
        • ダンサー人生 第一章
          10本
        • 人生に無駄な経験なし
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        記事

          イスラム

          アラブの国々を含むイスラム教徒は、日没時に「マグリブ」というお祈りを捧げます。 マグリブは、一日のうちで5回ある礼拝の3番目のものです。 イスラム教の祈りはカーバ神殿のあるメッカの方向に向けて行われます。 本日、夕方近所の公園で見かけたお祈りの様子です。 信仰心とは愛 愛はこの世の全てに向けられる とてもすてきな景色でした。 感謝 ほっし校長

          赤いカバンのお兄ちゃん

          アルツハイマーの母の息子 【第三話 許可】 今回も、入院中の母ちゃんを訪ねた 父ちゃんとおばちゃんと三人で 母ちゃんはいつも通り 何も変わらない様子だった 普段通りの母ちゃん しかし 私たちは違っていた 入院中の母ちゃんに、 みんな許可を求めるのだ 「手を触っていい?」 「背中をさすってあげようか?」 などと、みんな許可を得ようとする それは なぜだろう みなさんは、その答え わかりますか? ではまた、次回をお楽しみに

          赤いカバンのお兄ちゃん

          赤いカバンのお兄ちゃん

          アルツハイマーの母の息子 【第三話 一喜一憂】 「母ちゃん、母ちゃん」 「僕のこと、覚えてる?」 「わかりません」 「たえちゃん、たえちゃん」 「私のことは?」 「お姉ちゃん」 「あっ、」 「そう!」 「あなたのお姉ちゃんよ」 母ちゃんは、僕のことは覚えておらず、 おばさん(母の姉)のことは、 覚えていた 母ちゃん、 次回は僕のこともよろしくね

          赤いカバンのお兄ちゃん

          赤いカバンのお兄ちゃん

          アルツハイマーの母の息子 【第二話 喧嘩の相手】 ある日、母ちゃんのいる病院に 面会に行った 母ちゃんはいつもと 少し違う雰囲気だった いつもの面会の室内には 少し重い空気が漂った その日の母ちゃんは、 とても機嫌が悪かった 僕は産まれたときから、 母ちゃんのことを知ってるので それでも、 いつもの母ちゃんにしか感じなかった。 母ちゃんは、食事の出るのが遅いと 怒っていたようだ 僕は、担当の介護士さんの説明に 「クスッ」とした 母ちゃんの意外な一面を聞けて 少

          赤いカバンのお兄ちゃん

          赤いカバンのお兄ちゃん

          アルツハイマーの母の息子  「第一話 面会室の出会い」 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 僕の母ちゃんは、 もう、僕のことを覚えていない。 僕の母ちゃんは、 アルツハイマーと言って 記憶がなくなる病と闘っているのだ。 「こんにちは、元気してますか」 と、いつもの挨拶をした でも、本当は  「母ちゃん、久しぶり」 と言いたいのだ。 でも、母ちゃんは、 もう、僕のことを覚えていないんだ。 僕の母ちゃんは、 僕のことを「赤いカバンのお兄ちゃん」と 呼んでくれる。  

          赤いカバンのお兄ちゃん

          目に写る すべてのものはメッセージ ほっし校長

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          ある標語からの引用です 「小さく変えればいい」 「がんばらない」がちょうどいい みんな、自分を大事にしてね。

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          天空の竈神社 第三章

          第3章  超能力ばあば 神様の村人たちは、その名前の通り神様と会話をしていました。その会話は、ひとりのおばあさんが担当していました。毎日神様との会話をすることが、このおばあさんの大切なお仕事でした。村人たちはこのおばあさんのことを「超能力ばあば」と親しみを持って呼んでいました。超能力ばあばは村人たちのすべての悩みに答えていましたが、その会話の様子を見た人は誰もいませんでした。 ある日、一人の村人が、いつものように超能力ばあばに相談に来ました。 「ばあばさん、最近とても寂

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          【あなたの想像主は、あなた自身です

          「【あなたの想像主は、あなた自身です】」という言葉について解説いたします。 この言葉にはいくつかの深い意味合いがあります。以下にその可能性をいくつか挙げます。 1. 自己創造の意識 このフレーズは、私たち自身が私たちの現実や人生を創り出しているという考え方に由来します。私たちが持っている信念、思考、行動が私たちの人生の現実を形作っています。つまり、自分の人生の「想像主」(クリエーター)は他の誰でもなく、自分自身であるという意味です。 2. 内なる力の認識 この言葉は

          【あなたの想像主は、あなた自身です

          天空の竈神社

          第2章  村の守り神 神様の村の村人はみんな優しく、笑顔が絶えませんでした。ある日、村人の一人がみかんのかごを誤って倒してしまいました。みかんは坂を転がり、いなくなってしまいました。しかし、その村人は「ちょうどカラスたちの餌になったわ」と笑っていました。この神様の村の村人は、どんなときも穏やかで笑顔でいました。村人たちは皆、「神様に守られて生きている」と口を揃えて言いました。

          天空の竈神社

          天空の竈神社

          昔むかし、 日本のとある場所に、とても不思議な場所がありました。 その場所を、みんなは天空の竈神社と呼んでいました。 ☆☆ もくじ 第1章 起 村の奇跡 第2章 起承 村の守り神 第3章 起承転 超能力ばあば 第4章 起承転結 天空の竈 ☆☆ 第1章 起 村の奇跡 その村には、 古くからの風習がありました。 山から川が流れるように、 自然の摂理に従って存在していました。 春夏秋冬、例えば、春には草木が芽吹き、 夏には実が実り、 秋には動物たちが冬支度をし、

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          【絵本】燕とおっちゃんの旅

          サブスク会員限定特典オリジナル絵本 【絵本】燕とおっちゃんの旅 富士山を望む海岸線に、 その、おっちゃんは、いた 海岸の土砂を運び シーサイドのタワマンを建設する現場 おっちゃんは、 そんな近代的な開発の現場にいた 黒いトラック 天空に登った太陽が おっちゃんと おっちゃんのトラックを照らした 「この海も無くなるのか」 そう、呟いた この海は、おっちゃんの故郷 おっちゃんの想いでの場所だった 「切ないな」 「俺がこの場所を壊す仕事に就くなんて」 「あーあー」 しばらく、深い

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