■ダンサー人生[第五十ニ話]
あなたは、自分の中の「本当の姿」を知っていますか?そして、その本当の自分に変身する鍵を手に入れましたか?誰も知らない、本当の自分に会いたいですか?yesであれば、この話(ストーリー)をヒントに、本当の自分に会う鍵を見つけてください。■■■
■ダンススクールへ向かって 5話
ダンススクール通いは、挑戦と葛藤の連続だった。「子供達は、プロダンサーになるんだ。」と大きな目標を持って、挑戦しているんだ。と常に意識していないと、毎週遠方まで通う大変さとのバランスが取れなかった。誰もやらないような「挑戦」と皆が避けようとする「行動」。そして、遠方まで通うという行動を「苦労」とは思いたくなかった。大きな目標を達成するには、それなりの努力や苦労が必要なことは、感覚的に理解できていたが、大きな挑戦に似合った苦労というものに対して、私達は、「通える幸せ」とか「通える喜び」と意識を切り替えていた。この考え方は、以外に定着した。しばらくは、挑戦とそれに伴う、さらなる、幸せと喜びを支えに、通い続けることができた。ダンススクールに通い始めて。一年くらい経った頃だったが、定期的にオーディションを受けるも、なかなか合格できず、私達家族はそれまでの強い意識が崩れ始めていた。その時、「この挑戦は達成できるのだろうか」「この挑戦とバランスが、取れるような、大変な行動ってものがあるとすると、それはどんなことなのか」、「このままで、プロダンサーになれるのか」。私達家族の心には、「通える幸せ」や「通える喜び」の意識が消えかけ、「葛藤」が強く現れた。心の中での自問自答が繰り返された。私の中では、この頃からしばらくの間、葛藤が続いた。
💕大きな挑戦に向けて、頑張っている子供達が大好きだ。 💕あの大きな夢に向かって。
💕夢の実現3年前のことだった。
💚人を愛するポイント💙 ●プロダンサーになるという大きな挑戦。他の人は言う「その達成の引き換えに何かを失う」と。しかし、私は、その考えを認めない。私達家族の場合は、「挑戦」にさらに、「通える幸せ」と「通える喜び」がおまけで付いてくる。そう本気で考えていた。
第五十三話に続く