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■ダンサー人生[第三十話]
あなたは、自分の中の「本当の姿」を知っていますか?そして、その本当の自分に変身する鍵を手に入れましたか?誰も知らない、本当の自分に会いたいですか?yesであれば、この話(ストーリー)をヒントに、本当の自分に会う鍵を見つけてください。■■■
■想い再び■
「待ってたよ。決めたんだね。」振付のNさんが、そう言ってくれた。 正直、考えていた。私にとっての、YOSAKOIソーランは、特別な存在だった。県内で結成した、よさこい合同チームは、いろんなチームから参加者が集まった複合チームだった。もちろん、そのチームに参加する方は、そこまで思いれがあるわけでもない。ノリで参加している人もきっといるはずだ。そう、決めつけていた。しかし、その考えはまったく違っていた。参加メンバーの皆さんの思いれは、かなり強くしっかりしたものだった。私は、言葉には出さないものの、心の中で、参加メンバーの皆んなに謝った。皆んな、北海道のYOSAKOIソーランに対しての想いがあった。「一生のうちに、一回でもよいから、あの大通り公園のメインステージで踊りたい。」、「北海道の地元チームと演舞したい。」、「大通り公園でパレード演舞を経験したい。」私は、合同チームへの参加を決めた。「このメンバーのみんなと、演舞したい。」そんな感情が沸々と湧き上がってきた。
◆本当の自分に会うポイント◆ ① 自分らしく素直になりたい。
② 何かが変われる気がする。はじめの一歩は、勇気を出して行動から。
第三十一話に続く