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こころの底に抱えていた、大きな大きな不安の山をひとつ超えて

晩秋から冬の間の最も大切な作業、素材の確保のために現地へ駆けつけました。

今か、まもなくか、来年か・・・はたまた今期はむずかしいのかと、すこしばかり
焦りを感じるような気持ちを抱えつつ日常のことごとへ向かっていたのですが
12月へ入り、このままではまもなく年末年始の行事が入ってきてしまい、おそらく素材の確保もむずかしくなってくるのではと、思い切って今期もまた素材の
手配のお願いをしていた先様へ連絡をし、とうとう今期初の素材の確保が
叶いました~バンザイ🙌


おいしい実をたくさん実らせ
ひとびとを楽しませてくれていたはずのブドウの木
ここから第2の人生を歩めるかどうかは
丸太の状態等々によりますから 今はまだわかりません


作ろう、作りたい、製作をしたい、とただそれをいくら願ったところで
私の製作活動は、その素材となるブドウの木を提供をしてくださる方々の
ご厚意を得られなくては、なにひとつとしてできることはありません。
ですから今はそれはもう心の底から、ひと安心、ふぅぅ・・・・・・・・。

とても現地の方々へ足を向けては寝られません。
ご協力をしてくださっている方々には、本当に心からの感謝しかありません。
おかげさまで、やっと心安らかに年越しが出来そうな気がしています。


今回の丸太の中でも最も大きなもの 
圧倒的な重さの丸太 さらには ブドウならではの曲がりくねった形


さて、ここから先は自分次第。以前なら現地から運んできたブドウの木は
その日の内に即座に車からおろしていたのですが、年々、過酷な作業には
より一層の注意が欠かせなくなってきていることを、身に沁みて感じて
おります。

安全に確実に目的とする作業を終える、そのために不可欠なのは、それに
対応をできる準備・正しい回り道。それをしっかりとこの身へ装備をした上で
[最も過酷な素材の解体=相当な重量を誇るブドウの木の丸太の解体作業]へ
掛かります。決して焦らず油断をせず、作業を進めてゆきます。


今回ブドウの木をお譲り頂きましたのは 遠くに雄大な富士山を望める
標高600m  山梨県・牧丘町 のブドウ農家の方々です 感謝御礼