オードリーと私

東京ドームに行ってきた。
ここ2.3年まともにラジオも聴けてないしテレビも特定のものしか見ていないのに偉そうにチケット当てて行ってきた。
今も熱い気持ちで応援してる人が入れなくて、自分みたいな人間が入ってもいいものか…とちょっとナーバスになった時期もあったけれども、そんなの関係ないかと持ち直した。私は〝 あの頃 〟の自分に会いに行くんだ。
ちなみに、当日春日さんが
「東京ドームの前日なのに放送聴いてないのはヤバいでしょ」
って笑ってたけど、ごめんなさい聴いてないです。あの瞬間ちょっと気まずかった。約束したあのノリできる〜?みたいなことされたらヤバいなってちょっと焦った(笑)

そんな私とオードリーの出会いは2009年7月、中学3年生の時だった。たまたまついていたテレビにゲスト出演していて、何の気なしにみていたらぐんぐん引き込まれて気づいたらファンになっていた。
当時はまだ若かったので、オードリーのことを悪くいう人がいれば自分の事のように傷ついて、良くない話を聞けば信じてちょっと嫌いになって、それでも水曜の夜に(月曜の夜な気がしてたけど調べたら水曜だった)、途切れ途切れの電波拾うために家の中をラジカセ持って歩き回って、必死にシャンプーおじさん聴いてるうちに、また好きの気持ちがムクムク膨らんで、そういう事を繰り返して大人になって、社会に揉まれて余裕がなくなったり瞬間風速的にオードリーより好きな物ができて一生懸命追いかける気持ちがなくなったりしながらも、気がついたら2024年29歳(誕生日が来たら30歳だね)までオードリーは私にとって特別な存在でい続けてくれた。

中学〜高校とにかくANNを聴いた。
初めてリトルトゥースと言う呼び名が決まった日、おでん屋の顔が大きくなる話、Oバック、メガネのつる、東日本大震災後の一発目、ノーソース アァン?…etc(思い出した順だからバラバラ🙇‍♂️)  何でかわかんないけどすごく記憶に残ってる。
ありとあらゆる下ネタをオードリーのANNから学んだし、アメフトもキン肉マンも電気グルーヴも同い年の女の子と比べたら多少は知ってたと思う。あの頃の私にとって2人は周りの大人が教えてくれないことを沢山教えてくれる刺激的な存在だった。

2019年3月2日
私は武道館で初めて生のオードリーを見た。
それまで地方住みだったのでイベントがあっても簡単に参加ができなかった。し、単純にめちゃくちゃビビってた。好きすぎるから会うのが怖かった。
でもせっかく上京してきたんだし、この目でオードリーをみてみたいと2つ3つライブやイベントに応募しては外れて枕を濡らした。
そんな頃に舞い込んできた武道館の話。これもどうせ当たらないだろうとダメ元で応募した抽選は1回目の先行でチケット確保できてひっくり返った。気分が良くなって強くもないのにワイン(ボトル1本と少々)をガンガン飲んでゲーゲー吐いた。初めて二日酔いを体験した。当日、初めて生でオードリーを見ることが出来て感動したし、ずっとSNS上でしか絡みのなかったリトルトゥース(1人)にもご挨拶ができて楽しかった。

2019年6月30日
ラゾーナ川崎でのDVD発売イベント
これも楽しかった。ラジオブースのセットがあったにもかかわらず、座ったら後ろの人見えないよねと立ったままでいてくれて、その配慮がすごく嬉しかった。

でもこれくらいから、テレビもラジオも追えなくなっていた。
その理由は武道館で最後に見せてくれたイタコの漫才。これがどうにも私には合わなかった(今みると普通に面白いんだけど、なんかあの頃の私には合わなかったな🤔)それだけでもショックなのに、若林さんはことある事に「あれ以上の漫才はできない」というようなことを言っていて、若林さんがこんなに満足して作ったものだったのに、真っ直ぐに受け取れなかったんだとさらに深いショックを受けたしあの広い武道館に1人置いていかれたような寂しい気持ちになってしまった。
今回の東京ドームも同じことになるかもしれない。そう思いながらもやっぱり好きだった〝あの頃〟が忘れられなくて応募した。ありがたいことに最速先行でチケットを受け取ることが出来て、本当にラッキーだった。メイクさんと同じで近くで見れなくてもいいからスタンドにしよ〜って思ったのに、トロッコで近くまで来てくれたとき「か、可愛い〜〜〜♡♡♡」ってテンション上がった。あんなに可愛いおじさんがこの世にはいるんだ…。トロッコが可愛かったってのもあるんだろうけどめちゃくちゃ素敵に見えた。

順番変になっちゃうけど、若さんが「ドームでこんな話したかったんじゃないんだよな」みたいなこと言った時に春日さんが「こんなもんでしょ〜それ以外出来ないんだし」みたいに返してるの聞いてなんか本当にグッときた。どこまでいっても2人は変わらないんだなって。いや、あのころと違うところはあるだろうし、あっていいし、受け取る私もどんどん変わるし全部それでいいんだよなって思っちゃった。寂しがる必要なんてなんもない。何が言いたいのか伝わるかわかんないけどそう感じたの。

2人がこれからも土曜の夜に待っててくれるなら、もう1回ラジオ聴き始めようかな。
あの頃を懐かしむんじゃなくて、これからを一緒に作っていくために。

つらい夜をオードリーのANNで乗り越えた、みたいなエピソードは特にないんだけど、久しぶりにニチレイの若鶏唐揚げ食べたら高校のランチタイムのこと思い出してちょっと泣けた。


なんか書きたいことがもっとあった気がするんだけど、思い出せないから思い出せたらまたここにつづき書くね。

ここからは(2024/03/14)
久しぶりにニチレイの唐揚げ食べたら懐かしくて泣けたって書いたんですけど、よくみたら味の素って書いてあった。私の味の記憶がおバカすぎでは?それか当時からニチレイだと思って味の素食べてたのか???ちょっと、真相は分かりませんがなんか嘘ついてるみたいで気持ち悪かったので追加。

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