まちの まい

●好きなこと: 茶道、植物、生物学、日々のこと、美術館、人、写真… ●6歳と3歳の兄弟を育てる転勤族妻。 ●フリーランスのライターとして活動しています。 (note/SNS運用・記事の執筆・広報PR)

まちの まい

●好きなこと: 茶道、植物、生物学、日々のこと、美術館、人、写真… ●6歳と3歳の兄弟を育てる転勤族妻。 ●フリーランスのライターとして活動しています。 (note/SNS運用・記事の執筆・広報PR)

マガジン

  • 茶道

    茶道歴16年の30歳。進学・就職・結婚・子育て・転勤など、人生の節目を迎えながら、自分のペースでぼちぼち茶道をつづけています。好きなものをぎゅっと抱きしめる。

  • キラキラ日記

    日常のふとした瞬間を残したくて、気まぐれな日記をはじめました。 四季の移ろいをたのしみ、人とのつながりを感じながら、身の回りのことを粛々と整える。 3・6歳の兄弟がよく登場します。

最近の記事

キラキラ日記 [はじめてのおつかいに関する妄想]

・こども園の帰り道。 息子たち2人は決まって手を繋いで歩く。 その姿はまさに、 テレビ番組『はじめてのおつかい』を彷彿とさせるシルエットです。 あの番組に応募して、当選して、 2人が実際に「はじめてのおつかい」に挑戦している姿を想像する。 あそこのサンドイッチ屋さんでおやつを買って、 あのドラッグストアで夕食の材料を買ってきてもらおう…なんて。 ニコニコやる気満々で出発するも、 やっぱり次男が途中でイヤイヤ、キライキライを発動させるだろう。 普段は恥ずかしがり屋の長男

    • キラキラ日記 [花束の生き残り]

      ・フゥーフゥーと熱いものを冷ますときの ほっぺの膨らみ。お口のとんがり。真剣なお目目。 (一生懸命冷ましているそれは、実はお素麵の麺つゆだよ) ・朝、夫が作ってくれたカフェオレ。 ・母の日にもらった花束の生き残りと、 お散歩で摘んで帰ったお花とのコラボレーション。 「雑草」と呼ばれる植物たちも、 じっくり看るといろんな形や色や香りがあって面白い。 それぞれのお花や葉や蕾が生き生きとして見えるように 高低差を意識して束ねてみる。

      • キラキラ日記 [水無月の茶道教室]

        庭の葉を通った光は、 その影をまっすぐに落として、畳や板間を黄緑色に輝かせます。 水無月第1週の茶道教室の空気は、 ・生き生きと茂る初夏の庭。 太陽を求めて枝をのばす木々、 光を透かせたまだまだ薄く光沢のある若葉、 しっとりと湿った苔の青、 幹に張り付く翡翠色の地衣類、 雀の声がどこからか聞こえる。 ・襖の隙間から垣間見える いろんな緑が光り、陰る世界。 ・花は、 蛍袋(ホタルブクロ) 仙翁(センノウ)の白 露草(ムラサキツユクサ)の白・紫 穂咲き七竈(ホサキナナカ

        • キラキラ日記20240605 [久しぶりの茶道教室]

          ・春まで通っていた茶道教室に久しぶりに伺う。 自宅から高速道路にのって、1時間半。 普段、遠出をしない私にとっては、なかなか緊張する小旅行だった。 ICを通り、高速に乗ってしばらくは、 手に汗握りながら、ぎゅっとハンドルをつかむ。 無意識だったけれど、 帰ってから肩がとっても凝っていたので、 運転中、力が入っていたのだと思う。 2ヶ月のぶりの茶道教室は、 見知った場所であってもそれなりに緊張して、 前夜はドキドキして少ししか寝られなかった。 だけど、道中の運転で緊張

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        • 茶道
          3本
        • キラキラ日記
          7本

        記事

          キラキラ日記20240531 [蜘蛛の巣・梅シロップ・好きすぎる心の匂い]

          ・兄弟でおそろいの傘をもって、朝の登園。 すると、次男がサツキの生垣の間に 雫をまとった蜘蛛の巣を見つけた。 水滴が光ってすごく綺麗。 普段通る道端の生垣は、 大人の目線より下に切りそろえられているから わたしは今まで気づかなかった。 同じ道を歩いていても、 子どもと大人が見ている世界はぜんぜん違う。 世界を広げてくれる仲間たちは 今日も元気にこども園へ行きました。 ・洗った梅の実を乾かしていると、 部屋に漂う甘酸っぱい香りに息子が気づく。 今年も一緒に梅シロップ

          キラキラ日記20240531 [蜘蛛の巣・梅シロップ・好きすぎる心の匂い]

          キラキラ日記20240530 [サツキ・梅仕事・巣立ち]

          ・連日の雨で落ちたサツキの花が、道路脇を紅く染めていた。 「物語に出てくるようなキラキラを見つけた!」 と思ったのもつかの間、 次男はそれをひとつひとつ踏み歩く。真剣なお顔で。 わたしの日常のキラキラは、彼らによって 紛れもないわたしだけのキラキラに仕上げられていきます。 ・大学生のとき、無印良品ではじめて梅仕事用の瓶を買った。 学生の私にはちょっと奮発したお買い物だったので、 すごく丁寧に包んで自転車のかごに入れ、 でこぼこ道に注意しながら、ゆーっくり自転車をこいで

          キラキラ日記20240530 [サツキ・梅仕事・巣立ち]

          20240527 日常のなかのキラキラ

          ・ドライヤーで髪を乾かしていると、子ども達が2人がやってきて、 次男がドライヤーをもって私の髪に風をあて、 長男が櫛で髪をとかしてくれた。 そんなときにふと、 「あぁ、何気ない日常の出来事は、 じつはキラキラしたものであふれているんだな」 そう思ったので、 これから少しずつ日記のように書き留めていければと思います。 ・次男のくせっ毛をなでる。ふわふわでやわらかい。 今日は雨だったので、いつもよりすこしクルクルしていた。 ・寝かしつけ中、寝ているふりをしていると、 次

          20240527 日常のなかのキラキラ

          【和菓子のおはなし】 修善寺和楽製 『共白髪』

            9月の敬老の日に合わせて、伊豆市の和菓子屋『修善寺 和楽』さんの店頭に共白髪が並んでいます。共白髪(ともしらが)とは関東式の結納品のひとつ。白い麻糸を束ねて白髪に見立てたお祝い品です。「友白髪」や「友志良賀」と表記することもあります。   夫婦が共に白髪になるまで長生きできますように、丈夫な麻糸のように強い絆で結ばれますようにという長寿や夫婦円満の願いが込められています。   修善寺 和楽さんの共白髪は、そんな結納品の共白髪を練りきりで表現した和菓子です。麻糸の部分には

          【和菓子のおはなし】 修善寺和楽製 『共白髪』