ドライブ・マイ・カー
つい先日、久々にクルマを運転をした。レンタカーなんかを借りたときに毎回思うことだが、クルマそれぞれに違いがあることを思い知らされる。特にアクセルやブレーキ。加速が凄いクルマもあれば、ベタ踏みしないと進まないクルマもある。ブレーキも同様に。
クルマ毎の違いの感じ方については、ドライバーのコンディションや、運転経験にもよるところは大きい。しかも、感じ方も人それぞれ。
たとえ、事故にあっても全てドライバーのせいというワケでもない。クルマの調子も関係する。運転が荒い人、上手い人、燃費の良し悪し、ブレーキの利き具合。違反一つとっても、"ゴールド免許の違反"と"残り点数僅かな者の違反"ではワケが違う。それに、過去の事故がトラウマになる場合もあるし、廃車になった前のクルマが恋しくて仕方ないかもしれない。
つまり、結局は全て「相性」というものに落ち着くのだろうか。クルマとドライバー。どれだけクルマのフォルムやスペックに惹かれたとしても、試乗してみると、"あれ?"となることは少なくない。反対も然り。
だからこそ、試乗してみないと分からないし、試乗した結果、迷宮入りしたこともある。どこまでいっても、不平不満はドライバー、クルマの両方にあるけれど、それでもいつか、マイカーでドライブできるようになる日を願う。