昔ながらのやり方で大豆の脱穀をしたら、久々の筋肉痛と味噌の有難さが分かった話
12月上旬、晴れが続く日を狙って大豆の収穫を実施。
初めての大豆の収穫は、手際の悪さもあってなかなか過酷でしたがとっても良い経験でした。
大豆の栽培や特徴
5〜7月上旬頃に種をまき、10〜12月頃に収穫。発芽には15〜25度の気温が必要なので、十分暖かくなってから種をまく。
今回は5月にまきました。
収穫に使う機械
①足踏み脱穀機:枝から葉と身を分ける機械
足踏み板を踏み連続回転させ、その上に稲穂を当てて脱穀します。
殻が割れて中の実が落ちる仕組みです。
②トーミ(唐箕):身の選別機械
取手を回して中の風車を回転させ、胴の内部に風を起こします。
大豆を胴体に入れると、風の力で軽いくずは外に吹き出され、中身のつまった大豆は一番手前の口、中身の少ない軽い大豆は二番口まで飛んで落ちることで、良い大豆の選別をすることができます。
実際の収穫の様子
刈り取り~脱穀機~トーミの順番で、ローテーションしながら作業。
同じ作業を長くすると筋疲労が強くなるので、違う動きをするようにしました。
刈り取り
脱穀機
トーミ
どれも力仕事です。専門農家さんは電動の機械で行いますが、今回はあえて「人力」で笑
気づいた事は、
「大豆をもっと乾燥させる必要があった」です。
湿っているとしなってしまい、うまく殻が割れませんでした。
といっても、毎日晴れではないし、賃貸で広く干して置ける場所があるわけではないし、本当に難しい!!!!!
大豆なら大豆、野菜なら野菜で必要なスペースや設備が全然違うので、農業は奥が深いです。
手伝ってくれた仲間たちが本当にてきぱき作業してくれて、なんと脱穀作業を終えることができました。(この日以外に、2人だけで5日ほど連続で脱穀作業しています笑)
脱穀が終わってからしばらく、心地よい筋肉痛がきて日頃の運動不足を痛感・・・。そして普段の味噌や醤油のありがたさを痛感しました!
お味噌汁は残せませんね!!!^^;
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