見出し画像

【読書記】20代で得た知見

こんにちは!fujinaです❣️

すっかり暖かくなり上着もいらなくなったこの時期、今回はこちらの本を読みました↓↓

20代で得た知見
https://www.kadokawa.co.jp/product/322002000317/

人生は忘れがたい断片にいくつ出会い、心動かされたかで決まる
一人の人間の人生は、出会った言葉でも、預金額で決まるとも、恋愛だの結婚で決まるとも思えない。 
ある夜友人が電話で語ってくれた台詞、または恋人がふとした瞬間吐き捨てた台詞、バーで隣の男が語ってくれた一夜限りの話、なんの救いもない都会の景色、あるいは、夜道で雨のように己の全身を貫いた、言葉にもならない気づき。そういったものによって人生は決定されたように思うのです。
私はその断片を「二十代で得た知見」と名づけることにしました。
(本文より)

本屋さんで平置きされているところも多いので、表紙を見た事あるという方も多いのではないでしょうか✨
私は本屋好きのくせして全く知らず、友達に勧めてもらって読みました笑

この本は百人一首のように様々な短い(時には長い)言葉がいくつも綴られており、社会的地位や性別に囚われず数百名の方々に「20代のうちに知っておいた方が良い事は何か」と尋ね聞いたものをまとめた本になります。前のページと言っている事が違う!というページもありますが、それだけ人の考えは多種多様で安易にひとまとめにはできないという意味合いになりますよね📚


自分では気づかなかった事や、薄ぼんやりとは思っていたけど言語化できなかった感情を言葉にしてくれていたりなどとても発見の多い本です😳
読んでいて、冬の夜の街灯のように硬く冷たいけれど、どこか人間的な温かさのある文体だなと感じました。装丁も凝っていて置いておくだけで素敵な本なので、是非読んでみてください🌃


それでは、またお会いしましょう〜❣️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?