おすすめ日常・コメディ漫画24本
日々、日常・コメディ漫画を求めて本屋をうろうろしているアラサーが送る、厳選日常・コメディ漫画を並べていく。
食べる系漫画
グルメ漫画は常に人気のジャンルではあるが、ストーリーに重きを置きすぎて、食べるシーンが少ないものや、食事以外のアクションや恋愛など、横道にそれていってしまうものも多い。
そこで、食事がメイン、かつ、主人公の性格がよく、なによりおいしそうに食べている作品を5つと、番外編2つを紹介する。
1.ごほうびごはん
お料理シーンから丁寧に描いてくれているため、めちゃくちゃお腹がすく。そして、主人公がとにかく美味しそうに食べているので読めば読むほどお腹がすく作品だ。
メニュー選びがどれも秀逸で、どれもすぐに用意できそうなのもポイントが高い。また、食事がメインになっているため、そのほかのストーリーは特に展開していかないのがまたヨイ。
2.もぐささん、もぐささんは食欲と闘う
古本屋でたまたま出会って購入した逸品。
主人公は非常に愛嬌があり、食べることに全力を注いでいる。
恋愛もすこし絡むのが難点ではあるが、そこまで深追いせず、あっさりほっこり系の恋愛なので読みやすい。
この漫画には続編が出ていて、そちらもいい食べっぷりではあるが、恋愛の要素がより強くなるため、私はシーズン1が好みだ。
3.コンビニお嬢さま
なぜかコンビニに行くことを禁じられているお嬢様が、一人暮らしをきっかけにコンビニに通いまくる漫画だ。コンセプトが斬新でおもしろい上に主人公の性格が良いため癒される。
また、コンビニメニューということもあって飯テロを受けてもすぐに実行しやすく、毎度行われるプチアレンジも真似したくなる。
4.めしぬま。
冴えないサラリーマンがとにかく食べまくる漫画だ。まあまあ巻数が出ているが、ストーリーはあまりなく、常に食べることがメインになっているため安心して読める。
主人公が純粋に食事を楽しんでいる様子が疲れた心に染み渡る。
番外編:合法レシピ
こちらは料理がメインの漫画だ。ヤクザが主人公なのだが、最後まできちんとお料理ほっこり系を貫いてくれるので安心して読んで欲しい。
ヤクザのしのぎ中も、このあと作りたい料理のことしか考えていない主人公にとても癒やされる。
番外編:異世界ジビエ飯
料理上手なお肉屋さんに出会い食べる喜びを知ったエルフが、食事を堪能する、という内容だ。食事や料理のほかに旅や戦いの要素を多く含むため、日常系としては刺激が強めだ。今後もストーリーが大きく動きそうな気配もプンプン感じているが、「飯」とつくからには食事がメインであり続けて欲しいところである。
コメディ漫画
コメディ要素強めの漫画を厳選した。
コメディ漫画はそもそも少ない上に、文字で読むとあんまり面白くないな、となることも少なくないため、本当に笑える漫画はごく限られた数だ。そこで、本当に笑える漫画を7冊を紹介していく。
1.女子高生の無駄づかい
名前の通り、3人の女子高校生がメインの漫画だ。アニメにもなっており、とんでもなく面白い。
女子高生3人のかけあいが軽快で、常に笑いどころが散りばめられているため、読むと強制的に腹筋も頬筋もムキムキになる。
2.ヒナまつり
アニメにもなった漫画だ。
ヤクザの家に最強の超能力者(主人公:ヒナ)が突然降ってきて居候する話で、ストーリー性がある。どの話もぶっ飛んでいて腹がよじれるほど笑ってしまう。
しかし、感動する場面や、少しハラハラするようなストーリーも盛り込まれているため、そこは注意が必要である。
3.しんそつ七不思議
サボりまくる女上司と、窓から出社してくる新卒社員など、キャラが濃く、ギャグ要素も多めだ。軽快なかけあいが絶妙にシュールで面白い。
日常感が強く、ストーリー性は薄いため、力を抜いて楽しめる漫画だ。
4.ニーチェ先生
コンビニ店員の日常系マンガで、主人公のキャラが濃く、突っ込みも鋭い。最後の方の巻になると、作者が漫画化やドラマ化に向けて準備している様子が多く書かれるようになったのが少し残念であったが、それまでの巻はかなりおすすめである。
5.磯部磯兵衛物語
江戸時代を舞台にしたかなりシュールな日常系漫画だ。ストーリー性も薄く、力を抜いて読める。コメディと言うよりギャグ系であるため、クスクスしたい人、ギャグが好きな人におすすめであるが、下ネタを多く含むため苦手な人は注意が必要である。
6.兎山女子高校2年1組
学校を舞台にしており、日常系でありつつ、適度にコメディ要素が入っている。コメディがガッツリすぎると疲れるよ、という人におすすめだ。
7.あそびあそばせ
こちらも高校生が主人公で、めちゃくちゃにコメディである。アニメ化もされており、アニメも最高に面白い。
最後は少しオカルトな要素が多めに入ってきて戸惑いはしたが、非常に密に笑える要素が入っていてずっと笑わせてくれる。
日常系
ドキドキハラハラしたくない人におすすめの、ほっこりゆったり安心して読める日常系漫画を紹介する。
1.鬼灯の冷徹(ほおづきのれいてつ)
地獄の世界が舞台になっている。地獄の鬼人の仕事の様子や地獄の日常がゆったり描かれている作品だ。日本の地獄から、天国、西洋の地獄についても詳しく描かれている他、歴史的な部分もコミカルに表現されているため知らないうちに勉強になっている。
アニメ化もされており、そちらも気負わずぼーっとみれるほっこり系だ。
小学生の娘もこの漫画のアニメを何周もしており、お子様にもお勧めである。
2.ゆるキャン
アニメやドラマにもなっている、キャンプ系漫画の代表格だ。登場人物たちが仲良しで、高校生ながら工夫してキャンプを楽しんでいる様子がとてもほっこりする。
実在するキャンプ道具なども紹介されておりめちゃくちゃ購買意欲が高まる。
キャンプをしていないのに、なんだか新鮮な空気を吸ったような気になるマンガだ。
3.エルフさんは痩せられない
整体サロンで働く主人公とぽっちゃり異世界人がダイエットを頑張るマンガなのだが、2人のかけあいがほのぼのとしていてとても癒される。
異世界人たちが元の世界に戻るためにはきた時と同じ体重でないといけないという設定があり、太って帰れなくなったエルフが帰宅に向けてダイエットを頑張る、といった内容だ。
続編として「新・エルフさんは痩せられない」という漫画が出ている。
4.あをによしそれもよし
ミニマリストが奈良時代にタイムスリップして、めちゃくちゃなじんでいく漫画だ。郷にはいれば郷に従えを体現しており、タイムスリップ先の生活を心から楽しんでいることに好感をおぼえる。
何もない時代を楽しむポジティブさと、ミニマリズムが洗礼されていくことが、とても気持ちいい。
5.サトコとナダ
アメリカに留学中のサトコ(日本人)とナダ(サウジアラビア人でイスラム教徒)がルームシェアをしている日常を4コマで表現している漫画だ。2人の仲が良く、お互いのことを本当に大切にし合っている様子が最高にほっこりする。
お互いの文化を尊重し合うことを学べる、子供にも読ませたい漫画である。
6.もくもくもくのキャンプ
もくもくと仕事をするタイプのもくのさんの休日1人キャンプを描いている。もくのさんがとにかく1人キャンプを楽しんでいる様子を見ると、こちらまで楽しい。また、週末に向けて平日頑張る!という気持ちになる。
7.孤島部長
少し恋愛の要素を含むが、コメディ要素も強く、サラッと全巻読破できる。新人研修中に無人島に流されるというなんとも斬新な設定で、主人公の孤児部長のポテンシャルの高さも、一緒に漂流してしまった部下のかわいさもクセになる。
8.今日、駅で見た可愛い女の子
こちらも最近始まったばかりの漫画。試し読みをして速攻購入をきめた。やたらと若者(特にオシャレ女子)の文化に詳しいおじさんが、可愛い女の子の持ち物に、心の中でときめいている様子を描いている。
20代後半から30代くらいの方にはとても懐かしくてキラキラした思い出の蘇るアイテムが出てくるため心が躍る。
9.極主婦道
アニメにも、ドラマにもなっている大人気漫画。元極道、現主夫の日常系漫画で、ハラハラドキドキは一切無しなのがとてもいい。主人公の主夫スキルの高さが見ていてとても面白く、なんだか安心する。
10.見るからに怪しい二人
コワモテな見た目ではあるが、とっても仲良しand心優しい2人のほんわかしたかけあいと日常を楽しめる漫画だ。
読むだけで心が優しくなれる。
11.聖★お兄さん←no.1オススメ
アニメ化、ドラマ化している作品。
仏教の開祖であるブッダと、キリスト教の開祖であるイエスキリストが、現代の世界で休暇を過ごすという日常漫画だ。
宗教を題材にしているが、堅苦しくなく、学び要素は少なめで読みやすいのに、気がつくと知っていることが増えている。
日常を描いているのだが、めちゃくちゃシュールで、笑える場面も多い。私のお気に入りNo. 1漫画である。
新刊が出るペースがとってもゆっくりで、これからもゆったり長く続いていってほしいなぁ、と思っている。
以上、厳選日常・コメディ漫画であった。