CDにしなかったことで大変だったこと
今年から音楽は無料にして、CDの代わりの物を売ることに挑戦しています。物販はついにCD付きの作品が「四半世紀」のみになり、それ以外はダウンロードスタイルになりました。
当然この先もCDではない物で届けていくのですがこれがなかなか大変で、"どんな物にするのか"を考えなければならない。今までは何の疑いもなく新曲を作って、レコーディングして、CDプレスして、販売!だったのが、音が出来上がったはいいけど乗せるものがない!となるわけです。さあ困ったぞ!(笑)
他にもCDを売らないレコ無しツアーでは色んな困ったことがありました…。
CDじゃないと音が流せない
藤森愛のリリース作品はほとんどがストリーミングかホームページで聴くことが出来るのですが、ライブ会場やラジオ局ではCDしか対応していない場所も多く、曲を流せないという場面が何回かありました。
流通ができない
前回流通した「四半世紀」はB5サイズのブックレットタイプだったのでサイズに関しては問題なかったのですが、「再起動音」はブックレットからCDを取っ払ってしまったため、"CDショップで購入したのにCDが付いていないというクレームが出るかもしれない"とのことで流通できませんでした。ダウンロードURLが記載されているだけでカテゴリーはただの本だもんなあ。
当然CDしか買わない人もいる
物販でCDありますか?と聞かれることはしょっちゅうで、馴染みのあるCDよりもダウンロードスタイルの物の方が売れるスピードはやはり遅いです。なので絵などの他グッズを充実させていまして、多い時で15〜20種類程のグッズが並ぶ雑貨屋さん状態です。
そんなこんなで売る物に困ったり、売る場所に困ったり、売り方に困ったりで色々と困りました(笑)
でも逆を言えば、今まで何も考えてこなかったとも言える。音楽を入れる物はCDでいいのか?自分の音楽ジャンルはこの場所に適しているのか?自分らしさをベストな状態で届けられているのか?
挑戦は続きます!
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