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エゴン・シーレ展行ってきたよ

先日「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」という展示に行ってきました!

※展示自体は4月9日までなので、この記事が公開されるときには終わっちゃっています。もっと早く記事書けばよかったわね……。

美術館や博物館、好きなのにあまり行けていない。(たぶん半年に一回くらい)
2023年はいろいろ行くぞ〜! と意気込んでいます。

もともと「エゴン・シーレの名前は知らないけど、絵はどっかで見たことある」くらいの知識でした。
せっかくなので、YouTubeでいくつか動画を観たり、ネットで作品を検索してから行ってきました。

特にこちらの動画がとてもわかりやすかった!

作品の解説はもちろん、エゴン・シーレという人物の説明もたっぷりしてくださっているので、「美術ってハードルが高いな」という方でも気軽に楽しめますね。

エゴン・シーレはオーストリアの画家で、第一次世界大戦頃の人です。今から100年とちょっと前の人なわけですが、そのわりに古さは感じませんでした。全体的に「オシャレだな〜」という印象です。

展示会のメインビジュアルになっている「ほおずきの実のある自画像」も(山田五郎さんの動画でも言及されている通り)実物はすごくちっちゃくて、印刷されたみたいに綺麗でした。カフェとかに飾ってありそう。

展示の中で気に入ったのは、なんと人物画ではなく、ポスターでした。デザイン系っていうんですかね。自分でも意外。

特に好きなのは「第49回分離派展ポスター」ってやつ。ポストカード買っちゃった。

色がはっきりしているところと、なんかぐにゃぐにゃしてるところが好き

分離派っていうのは、クリムト(エゴン・シーレの師匠的な人。有名な画家)を中心に結成された、新進芸術家のグループのことらしい。

あとは、クルマウという場所の建物を描いた作品もいくつかあって、その中の一枚が絵本みたいでかわいくて素敵だなと思った。こっちもポストカード買っちゃった。

下の余白が多くて、そのバランスがかっこよくて好き

この展示はエゴン・シーレがメインではありますが、彼と交流があった画家たちの作品もたくさん展示されていました。体感、半分くらいエゴン・シーレ以外の作品だったかも。

エゴン・シーレ以外で印象的だったのは、ゲルストルの「半裸の自画像」です。これは展示の公式サイトにも載ってました。

この絵、めちゃくちゃでっかいんですよ。そしてすごく重厚に塗り重ねてあって、迫力がすごかった! 実物を見ないとピンとこない部分もある、展示の面白いところだね。

そんな感じで、当初思っていたよりもずっと楽しめました。
グッズが幅広くそろっていたのも嬉しかった。ポストカードもいろんな種類がそろっていました。

個人的には、猿田彦珈琲コラボのコーヒーも良かったです。偏見かもしれないけど、「猿田彦珈琲好きな人」と「エゴン・シーレ展に来る人」すごくかぶりそうじゃない? と思って。どう?

ちなみに、会場は上野の東京都美術館なのですが、時間がギリギリになってしまった。あと1分遅かったら入場できなかったかも。みんなは美術館へ行くときは、余裕を持って会場へ向かおう!

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藤宮 南月(ふじみや なつき)
書いてみたいもんだぜ……いい文章、ってやつを、サ。