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言語は万能か?【ビジュアルシンカー】

この動画(というかラジオ)とても面白かったです。

全三回。

作業中のお供に……と思って気軽に流し始めたら、釘付けに。作業が進まなかった……。

ゆる言語学ラジオのおふたりが、上記の本に書いてあることについて、ゆる〜く語り合う回です。

藤宮はまだこの本を読んだことはないのですが、配信を聞く限り、下記のような内容だそう。

  • 人間には言語思考をする人と視覚思考をする人がいる

  • いわゆる言語化が苦手な人の中には、視覚思考タイプの人が多いかもしれない

  • この社会は言語思考をする人にとって有利?

ゆる「言語学」ラジオだけあって、パーソナリティーの堀元さんも水野さんもゴリゴリの言語思考タイプ。

ふたりが今までイメージできていなかった「視覚思考」に関して、さまざまな思いを馳せていきます。

思考タイプ、あるいは感覚(聴覚優位や視覚優位など)については以前友人たちと話をしたことがあり、そのときは「どうやらいろんな種類の人がいるらしいぞ」とみんなでざわつきました。

いろんな人がいるということ自体はべつにいい。
問題は「インプットやアウトプットの方法は、人によってさまざまである(=全員同じではない)」という前提で社会が成り立っていないこと。

藤宮自身もどちらかといえば言語思考タイプの自認があります。
どうやら現代日本の社会にマッチしたある種の特性を自分は持っているようだ、と思いながら、今日まで暮らしていました。(もちろん苦手なこともたくさんあるけれど)

改めていろいろと考えさせられる回でした。

とはいえ「いろんな人がいるよね」だけで済ませられない、複雑な問題な気もしています。
言語思考をする人が陥りがちな「言語化ができない人はダメだ」という考え方は、きっと「言語化」と「対話」を同一視してしまっているし、特性と能力は別物なので、言語思考タイプが言語化を得意とするわけでもなければ、視覚思考タイプが絵を描く能力を持っているわけでもない。(多分)

気になる方、ぜひ上の配信を見て、自分はどのタイプなのか、そしてどんな偏見を持っていたのか(あるいは持たれていたのか)考えてみてください!


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藤宮 南月(ふじみや なつき)
書いてみたいもんだぜ……いい文章、ってやつを、サ。