新作歌舞伎「刀剣乱舞」
観ました!
とっても面白かった!
恥ずかしながら、ちゃんと歌舞伎を観たのは初めてなのですが、全然問題なかったです。
よかったところ
とにかくかっこよかった。歌舞伎ならではの決め台詞、決めポーズや殺陣のシーン、そしてこまかい演出など、とにかく「刀剣男士をかっこよくかつ美しく見せる」というところに重きを置いてくれたなあと勝手に感じていました。
キャラクターの掘り下げが素晴らしかったこと。本作に出てくる六振りの刀剣男士、正直ビジュアルも口調も一人称も、原作ゲーム本来の設定とは全然ちがうんです。でも、彼らが彼らたる核みたいなものは残っていて、それ以外を歌舞伎にマッチさせてくれたので、まさに「歌舞伎の世界に刀剣男士がいたらこんな感じ」という感じでした。
思ったよりコミカルなシーンもあったこと。テンポも良くて、アクションも多めなので、舞台やミュージカルとそんなに変わらない気持ちで観ました。
背景美術?舞台演出?みたいなものが、とても凝っていました。「え、そのセット、動くん!?」みたいな。衣装もとっても綺麗でした。
知っておくとよさそうなこと
これは歌舞伎に限らずだとは思いますが、女性客が多いので、女性の方はお手洗いを済ませてから会場へ行ったほうがいいかもしれません。混むぞ!
自分は食べなかったのですが、休憩時間(幕間というらしい)にお弁当を食べている方もちらほらいました。幕の内弁当という名前の由来らしいですね。
パンフレット(筋書というらしい)の購入を検討している方は、始まる前に買っておくと、幕間の時間にじっくり読めてよいかも。英語のあらすじも書いてあったので、海外から参加の方は先に読んでおいたほうがいいかもしれません。
服装については特に気にしなくてよさそう。普通に舞台やミュージカルへ行くのと変わらないです。着物の方も多かったのですが、背中を席にくっつけて観てというアナウンスが公式からありましたので、帯の締め方には注意したほうがいいかも。
荷物がちょっとでも通路に出ていると、スタッフの方に注意をされるかもしれません。(そんな感じの場面を何度か見ました)通路側の席の方は注意。
自分は使わなかったのですが、イヤホンガイドも売っていました。歌舞伎わからんって方は利用してみてもよさそうです。
公式グッズもいろいろ売っていました。アクスタとかブロマイドとか。歌舞伎がアクスタになることあるんだね。
公式サイトにも注意すべきことのページがありましたので、そちらもあわせてご一読ください。
これを機に、古典歌舞伎も観に行ってみたいな。初心者でもおすすめの演目などがありましたら、ぜひ教えてください。
ちなみにライブ配信もあるらしいです。気になる方はぜひ!
書いてみたいもんだぜ……いい文章、ってやつを、サ。