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化粧品ブランドのコンセプトって創作の参考になるのでは?

「世界観」って創作に大事ですよね。
漫画や小説、イラスト、音楽……。
さまざまな創作において、世界をしっかりと形作ることが重要です。

ところで先日気づきました。
化粧品ブランドのコンセプトページ、めちゃくちゃ「世界観」だ……!

みんながなんとなくそのブランドに対して思っていたことが、きちんと言語化されている!

感動したので、みんなにもお伝えしようね。
今日はいわゆるプチプラと呼ばれているような、デパコスよりはお求めやすいブランドを見てみよう。

引用してるのは一部分だけだから、ぜひ実際のコンセプトページも見て!

キャンメイク

かわいい!に出会える

キャンメイク公式サイトより

う〜〜んシンプル!

キャンメイクって本当に「王道」「ベーシック」「初めての」みたいなイメージがあったのですが、コンセプトページもまさにそんな感じでしたね。
化粧品で「かわいい!を見つけに行こうよ!」っていうメッセージ、あまりにどストレートすぎて、もはやかっこいいなと思った。主人公すぎないか?

商品におけるカラーのラインナップにも、そのコンセプトが現れてる気がする。(というか、これは他のブランドもそう)

マジョリカマジョルカ

出会えるのは、いつも新しい自分。

マジョリカマジョルカ公式サイトより

マジョマジョことマジョリカマジョルカ。
ファンタジーっぽい配色のアイテムが多いんですが、その雰囲気をそのままポエムにしてお届けしてくれています。
もはや「物語」すぎないか……?
というか「Secret Message」のところにすごいこだわりが書いてあって、びっくりしてしまった。そんな秘密があったんだ!

普段お化粧しないよ〜って方でも、マジョマジョの公式サイトはいろんな創作のインスピレーションを与えてくれそう。

KATE

自分を縛る、ルールを壊せ。

KATE公式サイトより

上ふたつのブランドは、どちらかというとフェミニンな印象ですが、KATEは毛色が違っていて、かなり「時代」に対する価値観を感じます。

単純に「かっこいい」「クール」なだけではなく「自分らしく」というメッセージ性が強い。

なにより言葉選びがとても良い。

一世を風靡したお馴染み「リップモンスター」に始まり、雷っぽい形になってるアイシャドウが「エレクトリックショックアイズ」だったり、漫画のような大きな目がつくれるというパウダーアイライナーが「マンガジェニックライナー」だったり……。
おいおいどうなってるんだ、そのセンスを分けてくれよ!と思った。

創作においてタイトルってものすごく重要だけど、化粧品の商品名や色名も同じくらい重要だよな〜と気づきました。


今度他のブランドも見てみよ〜〜〜〜っと。



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藤宮 南月(ふじみや なつき)
書いてみたいもんだぜ……いい文章、ってやつを、サ。