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3つのよかったことを書くポイントは?~単に書けばいいのではないです!~

今年から取り組んでいる、3つのよかったことを毎日書く取り組み。おかげさまで継続できています。いつもお読みくださりありがとうございます!

スリーグッドシングスファシリテーターになりました!

ポジティブ心理学の第一人者、セリグマン博士の行った実験では、1日に良かったことを3つ書き続けた抑うつ状態の患者の調子が良化したそうです。私は、このnoteで書く前から良かったことを書き続けていました。それによって元気を取り戻すことはできるときが増えました。ただ、正しくそのような書き方を学ぶ機会はなかったなって思います。この取り組みを続けていき、やがては多くの人たちとよかったことを共有しあえる。そんな場所ができればと思っています。企業研修でも取り入れていきたいと思っています。

キャプチャ画像にあるのは、大阪市内の水辺のある風景。旧淀川の大川にかかる天満橋です。天満橋って何度か行ったことがあったのですが、実物をしっかりと見たのは初めてでした。この天満橋の近くで、「3つのよかったことを書く」「3つのよかったことを書く場を運営する」人たちのためのセミナーを受講してきました。そのセミナーを受けていただいた修了証には、「スリーグッドシングスファシリテーター」の称号が入っています。一般社団法人日本褒め言葉カード協会から認定をいただきました。


スリーグッドシングスファシリテーターセミナーの修了証

ふだんから大変お世話になっている、本協会の理事長でもある藤咲徳朗先生が、先日新刊を出されました。この本はnoteでも紹介しましたが、「よいことが次々と舞い込む、奇跡のプロセス 開運の魔法!3つのよかったことが幸運の扉を開く」(セルバ出版)です。3つのよかったことの書き方や、その効果など、先生が今まで実践されてきた方法に基づいた内容になっています。

詳しくはこの本をぜひ手に取ってお読みいただきたいのですが、一言申し上げておくと、単によかったことを羅列して書けばいいとか、そんな簡単なものではないです(以前は私がそう思っていたのですが、そんなことはない!)。よかったことを探すだけでも一苦労される方もいらっしゃるようですが・・・きっとどこかにあるはずです。ものの見方を変える必要がありそうですね~

3つのよかったことは「ただ3つ書けばいい」のではない

よかったことを書き出したとしても、その書き方を誤ってしまうと、幸運の扉を開くのは難しいと思います。単に書けばいいというものではないからです。私自身の事例を、この本の中で藤咲先生に採り上げていただいたのでぜひお読みください!下記のnoteのときの画像では、私の著書と並べさせていただきました。

3つのよかったことを書くとしても、相手がその内容を読んで自分の気持ちに変化があったかどうか。フェイスブックやnoteなどでの他の方々の投稿を拝見しますと、実際に読んだときに「良いなぁ、応援したくなるなぁ」と思えるものや「うれしいなぁ」などと共感できるものばかりではいいのですが・・・残念ながら、誤解恐れずに言うと、「鼻につく」というか、「不快になる」というか、「自慢話?だからなに?」と思ってしまうものもあるんですよね。実際にここまで踏み込んでいえるのは、私自身がおそらくそういうことを相手に思わせるようなことを書いていたと、自覚しているからです。ま、人それぞれのお考えがあるとは思うのですが、読み手がどう思うかを考えて書くのも、一つのやり方ではないかと思います。今思うと、マウントをとろうとして、逆に今そのような投稿が目につくようになったのだと思います。

3つのよかったことを書くときに大切な3つのルール

3つのよかったことを書くことで、当たり前のようなことが当たり前ではない、ありがたいことだと気づいた時もありました。ご飯をおいしく食べることができている、帰ってくる家がある、水が出る、電気がつく、心臓が動いているなど・・・社会全体に目を向けると、どれも当たり前ではないのです。また、なかには心を揺さぶられて涙を流したような投稿もありました。心から「よかったねぇ~」と思えるものを拝読したときは、まさに気持ちが元気になったのです。共感の度合いが高かったからでしょうね。

スリーグッドシングスファシリテーターセミナーを受けて、3つのよかったことをこれからも書いていこうと思うのですが、藤咲先生が著書のなかで述べられている3つのルールは守ると決意します。

【よかったことを書くときの3つのルール】
1.よかったことだけに焦点をあてて書く
2.よかったことの文章にはマイナスの表現は入れない
3.書いた後に十分に味わう

「3つのよかったことが幸運の扉を開く」 藤咲徳朗著 セルバ出版

私は、否定語を入れたり、辛かったけど頑張ったような気持ちを込めたりして、よかったことを書くことが多かったです。実際にこのnoteに書いてある内容でもそのようなものがあったと自覚しています。これでは、心にプラスにはならない。せいぜいプラスマイナスゼロ。幸運までは至らない。たしかにそうですね。たとえば、「がんばってつかれちゃったけど、やりきってよかった」と書くと、「がんばってつかれたこと」に目が行きますよね。読んでいる人がどう思うか。幸運まではいかずに、同情して終わってしまいますね。慰めてもらいたかった、認めてもらいたかった・・・きっと、私には同情してもらいたいという思いが強かったのかもしれませんが(笑)、それでは、良かったことを書いても自己満足でしかないですね。読んでくださった相手に不快に思わせるようなものがあったら・・・この場でお詫びします。

また、書いた内容を、後になってから味わってもらえるようにしたいですね。そうならなかったものもあったと思います。もし味わえていなかったものがあったとしたら、感情が込められていなかったからなのかなって思います。よかったことの事実だけでなく、それに対してどういう感情をもったのか。そこを言葉にすることで、相手からも共感をもたれるような内容になりますね。他の人の「3つのよかったこと」を読んで、心からよかったと思えるのは、そのなかに書き手の肯定的な気持ちが込められていたからです。何か、下心のようなものが見えるものには、共感できませんからね。

相手軸を大切に

自分自身に幸運を引き寄せたいのであれば、読んだ相手がどう思うかにまで、意識を働かせたいところです。相手への配慮、相手軸での表現ですね。読む人がどのような気持ちになるか。セミナーで藤咲先生が話されていたなかで、一番自分の心に突き刺さった言葉でした。さまざまな人たちのSNSへの書き込みに対して、敏感に反応するようなことが増えてきたのですが、同じことを私も誰かにやっていたんだろうなって思います。一方で、このことに気づかされて、言葉への感度が高くなったなぁと思ってもいます。

自己満足のために、単純によかったことを羅列して書けばいいのではない。よかったことを3つ書くというのは、とても奥の深いものです。スリーグッドシングスファシリテーターセミナーを修了した今、しみじみと感じています。

引き続き「3つのよかったこと」を書いていくことで、他人の感情に対してのアンテナを高めていきます。そして、自身の提供する研修でも、「3つのよかったこと」を書くワークを導入して、感情に目を向けた学びを提供していくつもりです。

スリーグッドシングスファシリテーターとして、まずは私から、このnoteで書き続けていきます!

なお、私が受けたスリーグッドシングスファシリテーターのセミナーは以下の予定で開催される予定です。

【スリーグッドシングスファシリテーターセミナーのご案内】
超短期集中セミナー第1期生募集!!
いずれか1日ご受講ください。

★日程 東京
・6月2日(日)  ⇒https://resast.jp/events/918633

★日程 大阪
・7月25日(木)⇒https://resast.jp/events/918631

★時間 いずれも午後1時~午後6時
*先着5名の定員になり次第、募集は停止致します。
*スリーグッドシングスファシリテーターになれます。修了証の授与をします。

また、藤咲先生のメルマガもお勧めです。毎日朝配信です!


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