見出し画像

「楽しい、面白い」も、「つまらない、面白くない」も伝わる

富士市の中央公園から撮ってみた富士山。今日はきれいに見えている時間が多かったんじゃないでしょうか。ふと、真正面に見えた小さな湖を見てみると・・・


こういうのを逆さ富士って言うのかな?きれいでしたね。妻が気づいてくれて撮ってみたんです。逆さ富士を撮ったのは初めてでした。水面に映る富士山、GOODです!

今日は事務所内で、今週の研修の準備や、依頼のあったカリキュラム案の作成を一つ一つ進めていました。私の場合、研修の所要時間に対して概ね3倍程度の時間をかけているのがわかりました。もちろん、その研修の資料を考えるための準備はもっとしているのですが・・・先日のオンラインセミナーで話したのですが、確かに細切れの時間を重ねていくと、まあ3倍くらいの時間になりますね。時間ではないのかもしれませんが、いろいろと考えていくと、イメージが膨らんできます。

今までは、イメージを膨らませていったときに、「時間が無くなりそうになったらどうしよう」「受講者がネガティブだったらどうしよう」などと、しょうもない事ばっかり考えてましたね。これでは、研修の仕事、楽しくなくなるんじゃないかなって思います。

今はですね、研修に向けて時間をかけて考える事が楽しくて、何をどうやって話そうかとか、どんなふうに進めようとか、自分がイキイキとして話しているなとか、イメージの内容は変わってきています。研修の内容を考えていくときに、研修の時間に囚われすぎてしまうと、満足度の低い内容になってしまうのがわかりました。いろいろなイメージを膨らませていきます。

もう一つ、研修が楽しくないと思わせていたことは、自分の作成したスライド(テキスト)を全部読もうとしていたことです。全部読まなくてもいいし、全部やらなかったからクレームになったことはありません。読まなくてもいい、というか、読んではいけない。こうしたヒントは、ベテランの研修講師の方々の助言から得たものです。一つ一つきっちりとやろうとすると、何だかクソ真面目な感じになって面白さがなくなるなって自覚し始めたのです。研修をやっている自分が面白くないんじゃ、面白くない研修になるのは当たり前です。

そういえば、今年、2会合引き受けた研修のうち、第1会合での評価が著しく良くなくて、講師を外されてしまった研修がありました。あのときはいろいろな気持ちを抱きましたが、今思うと、時間に沿ってクソ真面目にやろうとしたから、受講者に「おもしろくない」って言われたようにも思います。当時は反発や疑問が多かったのですが、今となっては反省点です。そこは。

研修の担い手が、楽しく面白くやっているから、「受けてよかった、気づきが大きかった」研修になるのでしょうね。

うん、やはり仕事が楽しい、面白い。これは確実に相手に伝わります。


いいなと思ったら応援しよう!