
経営をデザインしよう
いざというときにお話をしたくなる経営者の方と話をする機会があり、考えることが多かったのが日中でした。約2時間、先輩経営者の方のお話を伺うと元気になりますし、何より勉強になるんですよね。中小企業が地域で活躍し、その活躍が他の中小企業を支えて地域を元気にしていくことができればいい。そのためにも必要な行動だと感じます。
先輩経営者の方から教えてもらったことがあります。それが下記の内容です。
内閣府の知的財産戦略推進事務局が出している「経営デザインシート」です。私のような、無形の知的資産を扱っている事業者にとって、これからの経営の姿をしっかりと考えるためにはいいと思います。
以前「ビジネスモデルキャンパス」というものが流行りました。私も、この考え方に触れた事がありましたが、正直、ちょっと抵抗がありました。講師の説明がわかりにくかったこともありますが・・・それ以来、ビジネスモデルキャンパスからは離れてしまいました。
経営デザインシートに関しては、現状の延長線上で考えるのではなく、未来に向かって発想をするにはいいですね。未来の姿を描いたうえで、どのようなことをやっていきたいのか、落とし込んでみたいと思っています。
最近、心身に疲れがたまっていて、やや調子を落としていました。下記の記事の冒頭でそのようなことを書きました。
計画を立ててばかりではどうか、などと言われますが、正直、ここのところは動く時間が多くて、調子を落としていたこともあり、思考停止に近い状態が続いていました。疲れが抜けてきてやや落ち着きを取り戻しつつある今、じっくりとPDCAの「P」を考える時間が必要だと認識しています。
PDCAサイクルを回すときに、Pばかりに時間をかけるのが日本人の特徴と言われます。また、「VUCAの時代にはOODAループ」と言われます。OODAループも必要ですが、どこかでPDCAのPがなければ行動に向かいません。計画が必要だと私は思います。先へ進むのにどうしたらいいか迷ったときには立ち止まるのがベスト。そして、公的なものに基づいて考えるとなれば、自身の計画の信頼性も上がりますね。もちろん、自信もつくでしょう。これまでのシートの作成事例も学びながら、弊社に落とし込みたいと思います。
よし!やろう!