fujikawa

1990年群馬生まれ|地方広告→広告制作会社|コピーライター半人前|企画メシ2021|

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1990年群馬生まれ|地方広告→広告制作会社|コピーライター半人前|企画メシ2021|

最近の記事

山登りと頭の中

2024年2月17日。 1人登山。月に一度登ろうと決めた。 登った山は、金時山と明神が岳。 神奈川県と静岡県の境にある。 時間行程とすると、 4:50自宅発→5:50電車・バス移動→8:30頃、登山口に着 〜〜登山〜〜 14:30頃に下山→19:30頃に自宅着 登山時間は5時間半。移動時間は6時間。 結構いい時間を使っている。 何を思っているかを記しておきたい気持ちになった。 夜というか早朝。 2時ごろに布団に入るが、寝れない。そもそも寝る時間が遅い。 ワクワクのせいか

    • スニーカーの印象を引き延ばす行為

      2023年1月20日。 NEW BALANCE スニーカーの底の一部が剥げた。歩くとペラペラする。 以前にも剥がれ「靴ピタ!」という商品をドンキで買い接着した。 しかし、また剥げて、また直している。 たぶんまた剝げるだろう。 捨てた方がいいと思っている自分がいる。 けど直す。まだ履きたいらしい。 修理には出したくない。なぜなら、新しいのが欲しい。 直す行為のおかげで、おそらくこのスニーカーのことは3-4年ほど忘れないだろう。 忘れないために修理している節がある。 いつかの別

      • 器が小さい

        2024年1月13日。 ドトールに行く。 もっちりどら焼き〜お餅入り〜が美味しいと知る。 買おうと思ってレジに並んでいたが、 目の前でもっちりどら焼きが無くなった。 しかし「どら焼き補充お願いします!」と店員が言う。ふーよかったー。 しかし、誰も補充に動かない。 確かにレジの列は10人を超えている。それどころではない様相。 「どら焼き、在庫ありますかね?」と言えずにアイスティーだけ注文した。 1時間半後、お店を出る時、どら焼きは補充されてなかった。 次の楽しみにとっておこうと

        • そんな抱負は入れてなかった

          2024年1月1日。 実家に帰る。東京から実家最寄り駅まで、鈍行列車で3時間半。 弟が結婚するとのことで、2人揃って実家に挨拶に来た。 夕食を一緒に食べる。スーパーで寿司を買ってきたが、それよりも親がつくった、きんぴらごぼうが旨い。 相手方の家族の話を聞く。自分にとっても嬉しいことなので、1問1答ぐらいにひたすら質問したいが、親がした方が…と思って我慢する。 自分の家族・家系の話にもなる。 ざっと知ってはいるが、自分の家系の話はそこまで詳しくない。気になる。 家族の歴史と

          おだやか生きてていいんだ

          免許更新の時、たまたま献血車が止まっていた。 お笑い芸人の蛙亭イワクラさんが、 献血によく行くことを思い出した。 「私って生きてていいんだと思えるから」行くらしい。 自分も生きてることの肯定感が欲しい。 終了の間際に申し込み。 自分以外参加者はいない。 問診は年配の医者だった。 バッグから本が見えた。 英語のタイトル。古くて小さい。 問診が終わり、そのまま降りようとしたが、逡巡して、 せっかくだしと思い、 「その本、なんですか?」ときいた。 「アロースミスの生涯ってい

          おだやか生きてていいんだ

          人に触れる

          人に触れる。 物理的ではなく、心理的に。 読みながら過去の記憶がパッと浮かんだ。 数年前、付き合っていた人の家で一緒にお酒を飲んでいた。 珍しくお酒が進んでいたことが気になった。 話をしているうちに、家族の話。 彼女の父は離婚している。 母は再婚して、新しい父と一緒に彼女は暮らしていた。 実父は一人で暮らしていて、 性格や仕事柄、身寄りや友人が少ない、ということもわかった。 先日会ってきたらしい。 自分ばかりが誰かと一緒に暮らしていいのか、 一緒に居ていいのか。 父のことを

          人に触れる

          少年と突発的純心ツアー

          マンガにあるような、 子どものする「あるある」にほっこりする。 独身の自分には縁のない世界だと思っていた。 しかし、「あるあるほっこり」が巡ってきた。 先日岐阜に住む友人のお宅を訪ねた。 その場に集まったのは 大人7人とキッズ2人。 小学6年生の女の子と、小学4年生の少年。 ママと一緒に、3人で車に乗って岐阜に来た。 話のメインは、少年Aくん。 初対面にもビビらない、コミュ力とわんぱくさ。 サッカーをやっているという。 自分も小学生の頃、サッカーをしていた。 ちょっとば

          少年と突発的純心ツアー

          『ボクのお父さんは、桃太郎というやつに殺されました。』から始まる、対話と哲学

          哲学対話会 そう呼び、何度かオンラインで様々なテーマで話している。 高校教師の友人に誘ってもらった。 高校生を中心に、疑問に思っていることをテーマに対話し、 哲学的に議論を試みる取り組み。 今回の参加者は、自分を含め大人2人、高校生4人。 この広告から思うこと、感じるものはなんだろうか。 高校生はどういう考えを持つだろうか。 という興味。 それと、この広告に少し引っかかっていたため、テーマを提案した。 高校生は、 ・今の時代ってこういう多角的に見ることは大切だと思う

          『ボクのお父さんは、桃太郎というやつに殺されました。』から始まる、対話と哲学

          半べそを褒める

          久しぶりに体を動かした。 軽い運動だったが。 サッカーに夢中だった頃を思い出した。 小学生だった頃の暑い日。 父がサッカー好きだった。 サッカーチームに入れられた。 動機はどうあれ、楽しさを感じ始めていた。 合同チームで試合することがあり、 違うメンバーの試合にワクワクした。 しかし、自分のミスで失点。 試合に負けた。 試合が終わった後、 監督から「お前のミスで負けたんだぞ、悔しくないのか!」と言われた。 ポタポタと涙を流し、わーと泣いた。 泣きべそをかいた。 スポーツで

          半べそを褒める

          ゆっくり友達を失う

          「マンガは人生の教科書」だ。 自分も小さな頃からマンガを読んで育ってきた。 「NARUTO」で九尾とナルトが共闘していく様を見て、 隔たりがあっても、分かり合える仲がある。 胸を熱くして読んだ。 成長するにつれ可能性を広げ、仲間と戦っていく。 まさに「友情、努力、勝利」だ。 今、自分は友達を失っている最中だ。 学生から社会人数年、仲の良かった友人数名と。 誘いを断り、誘わなくなった。 考えるに、自分の環境が変わり、考え方が変わった。 年齢を重ねれば、そういうこともある。

          ゆっくり友達を失う

          ショボい自慢

          「長所はなんですか?」と面接で言われたら、 「健康です。幼稚園年長から大学卒業、いや今日まで、 学校、会社に行けなかったことはほぼ無いです。 80点の体調をずっと保ってきました。」 と言いたい妄想がある。 日頃、体調が良いという自慢がある。 「寝てなくてさ〜」とか言う、 体調不良自慢ではなく、 本来あるべき、体調良好自慢だ。 しかし、この自慢、うっすらショボい。 どうも弱い。 自分が誰かから聞いたら「だからなんなの?」と思う。 しかも、体調が良い人は結構いる。 さらに

          ショボい自慢

          粘りはタチ悪く

          何者かになれる。 自分はもっとできる。 30歳を過ぎて、やっと故郷を出た。 やりたい仕事に半分足をつっこむ。 形にならないアイデア。振るわない結果。 やらなければならない仕事に追われ、 制約される時間。 役割は別のところばかり。 「おまえは必要ない」と、 つまはじきにされているように思える。 誘惑に抗う。たまに負ける。 それでも机に向かう。 かつての場所なら、こんな思いはなかったかもしれない。 違う巡り合わせがあったかもしれない。 停滞ばかりの今を眺め、手が止まる。 そ

          粘りはタチ悪く

          ごわごわタオル スーパーBET

          柔軟剤を使っているタオルは、ふわふわらしい。 友人と柔軟剤の話になった。 自分は生まれてから、柔軟剤を使ったことがない。 「ごわごわのタオルしか味わったことないんですか ^ ^」と。 なんたる言い分。 この時、ふと思い出した。似ている。 「○○観たことないの、人生損してますよ!」に似ている。 そういえば、いつか誰かが 「風呂入らなくても柔軟剤使っていれば、匂い気になりませんよ!」 と言ってた。嘘こけ。 それ以上に、ふわふわのタオルは味わいたい。 体験していない、観

          ごわごわタオル スーパーBET

          人生の伏線回収

          大学の時、サボりすぎて英語の単位を落とした。 一つ下の学年と一緒に授業を受けたその日、 早く終わり5分余った。 先生は「せっかくなので洋楽を1曲流しますね」と言う。 離れた席から「早く帰らせろよw」と声が聞こえた。 自分も居心地は良くないから帰りたい。 そこで流してくれたのは、シンディローパーの Time After Time あの場にいたほとんどの学生にとって無駄な時間だった。 当の先生も単に好きな曲を流しただけかもしれない。 けれど、頭から離れず、 少し古い洋楽

          人生の伏線回収

          ビックルがリトマス試験紙

          電車の扉の溝にビックルのペットボトル。 各駅停車の電車に座る自分。 急行の乗り合わせ待ち。開け放たれた扉。 空のビックルが、扉の溝に横たわる。 ほっといたら誰か拾うかも。 乗り換えてくる人が蹴飛ばすかも。 このままだと電車の扉が閉まらなくなるかも。 などと想像する。 ホームの先に自販機が見える。 ゴミ箱は見えないが、たぶんある。 駅員さんに「落ちてました」と渡すか。 渡したら受け取ってはくれるだろう。 (落ちてた?え?自分で捨てれば?)と思われながら。 「いや、扉のココに

          ビックルがリトマス試験紙

          日記を書くのは、不安だからなんて泣けてくる

          映画「静かな雨」のあるシーン。曖昧な記憶でもあるけども。 やめられない習慣。 日記を書くこと。 毎日、もしくは2-3日まとめて、 あったことや感情、考えを書く。 振り返って読んでみるが、 意味のわからないこと、恥ずかしいことも書いてある。 時間も書き加えている。 LINEのkeepメモを使い、例えば勉強を始めた時間もメモする。 「14:30-ドトール スタート」という具合に。 ある時、間違えて友達に送ってしまった。 やばいと思った。 しかし、その気持ちは徐々に消え、泣

          日記を書くのは、不安だからなんて泣けてくる