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余談「ステラタウン大宮」

ステラタウン大宮

ステラタウン大宮は「さいたま市北部拠点宮原土地区画整理事業」によって2004年に作られた商業施設でイトーヨーカドー大宮宮原店とステラモールなどからなり、公園や大宮アートグレイスシャトーの大聖堂チャペルなどが見える市民の憩いの場でもある。

実はこの場所、自分にとってはその隣にあるプラザノースという施設に行ったときに知った場所でもあった。

このプレザノースの調理室を借りての手打ちうどん教室で二度ほどうどんを打っており、自分にとってのステラタウンは手打ちうどんのイメージでもあった。

けれどその白い粉に塗れた記憶は今日上書きされた。

Lucky²「アイコトバ」リリースイベントで。

リリースイベント

またそれかと思われた読者の方もいるかもしれない。
それでも何度でも言おう。

「Lucky²はよいものだ!」――と。

10月10日カメイドクロックでのリリイベの模様は先日もnoteで紹介しました。

Lucky²のリリースイベント、略してリリイベの雰囲気はこれでばっちり掴めたのは今日が本番。
あのとき自分になにが足りないのか。
リリイベで自分からLucky²にしてあげられることはないのか。
そんなことを考えながら過ごしたこの一週間というか四日間、自分にできる全てのことをやらねばならぬと一念発起。

絵を描こう。

そう思いました。

ネームボード、略してネムボでファンサービス略してファンサのアピールをするファンはたくさんいます。
 大好き!
 ハートつくって!
 名前読んで!
みたいな。

ステージ上のタレントたちもそれに応えます。
いわばファンとタレントたちとの交流がその瞬間にそこに生まれるから、みんなやめられないのです。

このネムボ、ライブの際に高く掲げることで視界を遮り後方の観覧の邪魔になる問題を始め、反射する素材で作るとステージ演出に問題が出るなど、いろいろな問題の原因にもなることが多いのでライブなどによっては禁止していることもあります。
幸い、Girls²とLucky²は今のところそうした動きはないのでしばらくは容認されるでしょう。


自分は見てほしいしファンサもあれば嬉しいけれど、どちらかというと自分の作ったボードを見てGirls²やLucky²が喜んでもらえるものを――と思い、とりあえず自分にできる感謝の伝え方は絵を描くことしか思いつかなかったので絵を書きました。

ひとつがこちら。


りなゆら(透かし入)

もうひとつがこちら。

Lucky²ちびキャラ

このようにふたつの絵を急ぎ仕上げました。
上のリアル調の絵が4~5時間ほど。
下のデフォルメの絵が2時間くらいです。

莉愛と優來を推しつつもやはり9人全員推したい気持ちもあるので、9人の絵も作ってあげたいと。
アイコトバの写真を見たときから思ってたことでした。

とりあえずこの二枚の絵を仕上げて、木曜日に大学の講義の昼休みのときに買ったSeriaのB4サイズハードケースにいれるべくネットワークプリントサービスを使ってファミマで印刷。
そして完成みたいな感じで作ったものを仕事用リュックにいれてで「いざリリイベ!」と思いながら家を出たのでした。

魔の大宮駅

自分が大宮方面に行くときはもっぱら武蔵野線を使うため、今回もいつものように武蔵野線へ。
武蔵浦和での乗り換えまではスムーズでした。
問題は大宮駅から先の駅への乗り換え。

以前、ステラタウン大宮というかプラザノースに行っていた時は、ニューシャトルの加茂宮駅から歩いていたのですが、土呂駅を使ってみたいと思い、そちらのホームに向かいました。

新宿などで埼京線などのホームでみていると、高崎線と宇都宮線が8番線・9番線と同じホームで発着します。

はい。
もう皆さんが想像していたとおりです。

宇都宮線と高崎線を間違えました。

電車に乗って次の駅を確認したら宮原と電光掲示板に出てくる始末。
宇都宮線に乗っていたら次の駅は目的の土呂駅だったわけですから。

やっちまった。

大宮に戻るか?

でもここで自分は考えた。

戻って乗り直すと、めったに来ない電車たちに翻弄されるだけ。
ならば宮原から別ルートを探すべきなのではないか、と。

こんなときはNAVITIME!
あのヘルメットのオジサンの顔がよぎります。
あの方、イアン・ムーアさんというイギリス人の役者さんです。弊社アニメの「スカイ・クロラ」にも声優さんで出演していました。


とりあえずルートを調べると宮原駅からステラタウン大宮まで徒歩25分ほど。
これって自分が最寄りの新小平駅まで歩くのと変わらん時間だ。
つまり、歩ける。

普段から行っているうどん屋さんも徒歩25分。
つまり、歩ける。

なので歩くことに決定。
途中、加茂宮駅前も通過します。

そんなわけで宮原駅で下車。バスも一瞬考えましたが、歩いたほうが早そうだったので歩くことにしました。

宮原駅からの道中見かけた恐ろしそうな店
カウンター婆


待機列

25分も歩くとすごく暑い。
なので上に着ていたシャツを脱ぎ、Tシャツ姿になってなんとか到着。
8時40分くらいだったと思います。


メローペ広場

メローペ広場には準備を始めるために関係者の人たちが集まり始める時間でした。

列はどこなのだろうか?

なんとなく徘徊しているとレジャーシートをしいて座っているお母さんと娘さんを発見。
あれかということでそこに並ぶことに。
見ると通りのほうにすでに30人くらいが待機列を作っていました。

座って待っていると、関係者の方が三列待機の指示を出してくれたのでそれに従い、その後、予約券購入の儀式に突入。

果たして何枚の「アイコトバ」を買ったかはもう覚えていません。それでも二桁は行ってないはず……。


予約購入列から見たステラタウン大宮のステージ

今回は特典券を二枚ほしかったので二枚購入する流れにしようと思っていたので、まずは一枚を購入。
そのときにもらった優先入場券の順番が197番とかなり後方。
というか入るんか?みたいな順番だったので次に期待。
そうしたら11番という超Lucky²な入場順になれました。

ホッとしたと同時にトイレに行きたくなったのと、空腹を覚えるという始末。
僕のホーム(場所は別)ともいえるイトーヨーカドーで時間を潰すことに決めたのでした。


アンミカ

トイレで楽になり、次はこの腹を満たす番。
実のところスマホの電源も相当空腹だったようで、40%を切るか切らないかという感じ。
このままでは帰りまでもたないので充電したいなと思ったのでフードコートへ。

するとちゃんとありました。
カウンター席には充電できる場所が。
外の通路を臨むように作られた明るいカウンター席でした。

ランチはマクドナルドでいいや。
くらいの気持ちでマクドナルドへ。
本当は外に出て寿庵に行きたかったのですが暑かったのと、歩く気力がなかったこともあり、やはりイトーヨーカドーで買ったものを週の半分は食べて生きているのでイトーヨーカドーでいいだろうと。

それでもマクドナルドなんだけれど。

そんな感じでマックを買い……。
ところでマクドナルドはマック派かマクド派かで聞かれたらマック派なんですが、最近マクド派が増えてきている気がしてなりません。でもキムタクは「マックみっけ」といっているのでオフィシャル的にはマックなのでしょう。

話がそれました。
マックを買って席につき充電開始。
ついでに物語のアイデアを――という仕事を請けていたのでそちらをノートにメモする感じでまとめたり、昨日描いたばかりの莉愛を思い出しながらまたちびキャラを描いたりして時間を潰そうとしていました。
隣には女子高生か女子中学生がお勉強中。
しかし自分が頼んだマックフライポテトの匂いに刺激されたのか、不意に勉強の手を止め、長崎ちゃんぽんを買いに行ってしまったのでした。

悪い子としたかなぁ。

――と思い、隣の席をなにげなく見ると、そこには自分が浸かっているダイソーで買った筆箱と同じデザインのものが!!

これ、俺が十代なら運命感じてなにか始まる予感しかないわ。

みたいなことを想いつつ、あるはずもないので虚ろな眼差しを窓外へと向けました。

すると目があったのです。

ほけんの窓口のイメージキャラに起用されているアンミカさんに……。

アンミカ

頭の中があの独特の口調と元カレはスパイという言葉で頭がいっぱいになりました。

仕事どころではありません。

とりあえず毒気を抜くためにこの写真をTwitterにアップ。

すると今度はこのTwitterを頼りに目の前の通路を往復する少年たちの姿が――。

あれ?
これ、自分探してないか?

なんてことを思っていると同じラキ民の方から声をかけられたり。

別に気まずくなったわけではないのですが、グッズ販売の始まる12時近くなったことと、もう一回、トイレ行っとかなくては――という55歳の使命感に駆られ、とりあえずトイレに行くためにマックを後にしました。

交流

グッズの列に並んでいると、先日のカメイドクロックで出会った大学生に遭遇。
ラゾーナ川崎でレジュメの裏をネムボにするという偉業を成し遂げた大学生でした。
少なくとも自分はそう認知しています。

そしてグッズの缶バッジをとりあえず5つ。
お小遣いが少ないのでこんなものです。

Lucky²アイコトバ缶バッジ

キラキラ光るカンカンの缶バッジかわいいな。
そんなことを思いながら開封したのをしまっていると声をかけられました。

さっきアンミカを頼りに自分を探していた学生っぽい少年たちでした。

話してみると名古屋から若者とかもいたり、親がBLOOD+が好きで名前が「リク」である少年とか、あとお母さんに背中を押されてサインをもらいにきた女の子とかいろいろ。

リリイベってこういう交流の場でもあるんだなぁと実感。
自分はたまたま『ガル学』を書いていたことでGirls²やLucky²の良さを知り、応援し続けようと思いこうした感じになっています。

Girls²もLucky²も普通の子たちです。
(悪い意味じゃないです)
その子達が輝いて見える。
それはなぜなのだろうか。

仕事目線で考えましたがそれはわかりませんでした。
ならばと思ってのファン目線です。
それ以前にそうしたいという気持ちのほうが先だったかもしれませんが、ミイラ取りがミイラみたいな感じになったことは否定しようもない事実。
今はそれで幸せなので特に問題ありません。
オールOK、絶対大丈夫です。

着席

入場の時間が迫ったところで、飲み干したペットボトルを捨てにいきつつ再びトイレへ。
戻ってくると入場列が作られ始めていました。

11番なのに出遅れた!

と思っていると、番号順に待機列が作られていたこともあり、無事に11番目で入場できました。

結果ついた席がステージ上手側の端から二番目。
両隣は小学生。
後ろはお兄さんやオジサンたち。

準備のない小学生たちは遠くから見守る親たちがあれやこれやといろんなものを手渡してきます。
隣に座った女の子は、下に敷くものも用意してなかったようでお母さんが急ぎ100円ショップに向かったようでした。

周りの大人のひとりがその子に自分の敷物を渡そうとした女の子はお母さんの帰りを待ちます。
陽射しも強く用意のない女の子はちょっと辛そうでした。

どうする?
脱いだシャツ貸す?
でもなぁ――と逡巡していると、CD予約の受付席にいたお姉さんが自分の日傘を女の子に差し出したのでした。

よかったなぁ――。

と周りの大人達が思ったかどうかは定かではありませんが、見ていただけの自分はホッとしました。

男の子のほうはというと、遠巻きに見ているご両親から電話があったようで「過保護、いいから」と電話で返事する始末。
そしてこの男の子たちはLucky²をどんな感情で観ているんだろう?
(Lucky²がみんな年上だから一種の憧れなのか?)

リリイベとか目的がひとつのためにそれに対する表情や行動といったものをリサーチするのに向いてるなぁと。

やがて時間になりリリースイベントが開始されました。

イベントは省略

リリースイベントの進行などはカメイドクロックのときとほぼ一緒だったので内容は省略します。
自分が楽しんでいたのは間違いないのでこのnoteをみて興味を持った方は行ってみるのもいいと思います。

自分も昔は興味なかったことなのですが、朱に交わればという言葉どおり、染まってみるのも楽しいものだなと今更思うようになりました。

MCでは栞奈がexpg大宮出身ということもあり、当時、このステージで踊ったことがあり凱旋ということ、またファンもmirage²やGirls²のリリイベなどで参加したことなど大勢が手をあげていたので、やはりここは思い出の場所のひとつなのだなぁと、新参者は思うのでした。

また先に見せた絵は9人バージョンを主に胸前に置いていたのですが、MCのときに優和が気づいてくれました。
「あ!」となって指をさし、両手を合わせて「ありがとうございます」的なニュアンスだったと思います。
この子はこういうところがすごいんだよな、と思った次第。

お見送り会

リリイベも終わりお見送り会となります。
CD予約につき参加券一枚がもらえる形で、参加者は一人一枚、参加券がひつようとなります。

抽選などもないので実質全員参加。

抽選で行われていたチェキ撮影、ハイタッチ会などに比べるとひとりひとりとのコミュニケーションの時間は短いもののリリイベに参加した人たちの満足度は平均的に上がっている印象があります。
もう少しゆっくり歩く感じでも大丈夫かなぁと体感的には思いました。
会話はさすがにする時間ありませんが、あちらかのリアクションはもらえます。
絵に関しては一周目は9人バージョンに全員がリアクションしてくれました。
優和から「いつもみてます」という返事があり、情報収集を普段から怠っていないところがこの子の強みになっているのかもしれません。
自分もアカウントを公式さんからフォローされているのでたまにきついことも書きますが、基本的には応援姿勢なので末永くよろしくお願い致しますという考えです。
SNSは使い方次第なので、Lucky²の子たちにはネガティブな意見をswipe upできるだけのスルー力も身に着けてもらえたらよいなと。
(若いからいろいろ気にしちゃうでしょうけど)

莉愛優來バージョンは莉愛がぺこぺこ頭を下げるリアクション、優來は喜んでくれているようでした。
とはいえまだまだこの手の絵は未熟なものなので、もう少しスキルあげたい……そう思った次第。

そんな感じで自分のステラタウン大宮での「アイコトバ」リリースイベントは終了しました。

帰路

イベント終了後、何人かのファンの方との交流も含め、ライブのときよりも横の繋がりが強いイベントだなと感じつつ、帰路に。
帰りは電車を間違えることもなく、加茂宮から大宮、そして武蔵浦和経由で帰りました。

その後、18時からのスペースにも間に合い、まあまあ大宮近かったなと。
またステラタウン大宮でイベントあったら行ってみようと思うのでした。

そんなわけで月曜、土曜とリリイベに参加し満足度の高い一週間でした。
さすがに次の相模湖、蘇我は距離的に難しく、豊洲は自治会の幹事会が……。
なので次はハロウィンパーティに参加予定です。
日比谷で会いましょう!

以上、本日の余談でした。
ただの日記だ。

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藤咲淳一
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