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【「言論の自由」を濫用している自己中の人たち】

一昨日アップした動画をご覧いただき、ありがとうございます。

今の日本の状況を見ていて、思わず台湾と比べてしまって、台湾のこの法律について言及したくなった。

台湾の「社会秩序維護法」、近年台湾では嫌になるぐらいよく聞く法律である。

多くの人がこの法律で移送された。

例えば、動画の中で紹介した社会を混乱させた2つの件(「華南海鮮市場に居る」「トランスジェンダーが妊娠」)、

例えば、選挙の結果について政府が発表した内容と異なる投稿をした人、

例えば、ワクチンについて、政府の見解と明らかに違う投稿をした人、

例えば、黄色いレインコート(袖口など縛って密封)に水素ガスを入れて膨らまして路上で空中に浮かせて、お化けか?!と人々に恐怖を与えた人、

例えば、自分の支持する政治家が不当な扱いをされたと思って、政府機関の建物に卵を投げつけた人、

・・・様々な理由で移送された人が急増。

以上の例には、政府がやり過ぎなものも含まれる、と私は思う。

だが結果として、一言で言うと、4、5年前と比べたら、台湾人はより発言や行動を慎むようになり、慎重になっている。

では、もし社会秩序維護法が日本にあったら?

想像できますか?
(公正な判断を担保する仕組みが必要だと思うけど)

例えば、情報が澱んでいるネットの世界は、いまよりは良くなるのではと思う。

が、きっとあの人もこの人もこのように叫ぶでしょう。

「言論の自由を奪った!」

「独裁政権!」

「人権の侵害だ!」

・・・「言論の自由」ねえ。
言論の自由を濫用しているあんたたちこそ、なに自己中なこと言ってんの😑?

日本国憲法では、
〔集会、結社及び表現の自由と通信秘密の保護〕
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

とあるけど、同時に、

〔自由及び権利の保持義務と公共福祉性〕
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

となっている。

普通に読めば、言論の自由は、これを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う、ですよね。

もし法律に詳しい方がおられましたら、この点について判例とかで何か別の解釈があるのでしたら、教えてください。

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