
【民進党、前哨戦で国民党に惨敗】
今月18日、台湾南投草屯鎮(人口:約10万人)で2026年の統一地方選挙の前哨戦と言われる鎮長の補欠選挙(前鎮長の逝去により)が行われた。
結果は、国民党候補 簡賜勝氏、2万6505票、民進党候補候 蔡銘軒氏1万4397票。国民党の大勝だった。しかも、50.36%の高い投票率記録を作った(補欠選挙にしては高い)。
民進党のコアの支持者、つまり、民進党が何をしようと民進党を支持する人は約35%だと広く認識されている。今回の数字はずばりその通りとなった。
昨年1月の総統選でかろうじて当選した賴氏は、本来は野党と仲良くした方が政権を運営しやすいはずと世間では思われているのだが、全くそれをしようとしない。
6割の台湾人の支持も背景に国会で成立した法案を、全員が民進党指名の大法官に覆させようとしたり、司法の不平等を丸出ししたりなど、発足して9ヶ月が経つのに、はっきり言って、実績がない上に嫌われることばっかり目立つ状況。
「『反共』は良いビジネスとなり、(中略)。しかも、この巨額の利益は政府から監督職にある立法委員の関連団体へと流れている。これは、蔡英文時代の文総が政府活動を請け負い自社に転送していたことと何が違うのか。」(風傳媒記事より)
その通り。人々の反共意識を弄びながら、一方で台湾人の税金は、例えばオードリー・タン氏のような人を神格化するための宣伝費に使われたり、殆ど視られなくて大損するような映画の補助費に消えたり、、、。大金は闇に消えていくけど、台湾はちっとも良くはなっていない。例えば、相変わらず詐欺は横行しているし、凶悪犯罪は減らず、土地も住宅も手が出ない価格のまま。
日本のどのメディアもこのような現実を教えてくれないよね。
台湾人の税金を使って生かされている「ただのランチを食べている人」が多すぎる。
この政権の本質は、蔡英文氏の当選から8年を経て、既に台湾人に見破られている、だから、2024年総統選はこのような選挙結果になってる。
2026年の統一地方選、2028年の総統選・立法委員選、このまま行くと国民党の全面カムバックの可能性が高いと思う。
。。。こんなこと言うと、きっと「日本人青鳥(=グリーンバード)」さん達はまた「台湾は中国にやられる!」とか「中国の認知戦にやられた!」とか言い出しそう。。。
もし本当にそのようなことを言い出す人がいたら、おめでとうございます!と言ってあげたい。だって、完全に民進党に洗脳された立派な信者さんになっておられるんだから。
画像:風傳媒社