フジコの部屋
投稿企画に参加した作品です。
漫画「推しの子」の最終回。私の感想は「アクアに死んでほしくなかった」この一言につきる。 お葬式のシーンまで、これはきっとあかねちゃんが計画した壮大なお芝居で、アクア君は生きていると思っていた。死んだとしてもまた転生するとか、いろいろ期待していた。 自分を愛してくれる、味方でいてくれる人達がたくさん周りにいたのに。それに気づいていたはずなのに。何もかも一人で背負って、一人で決めたことがすごく残念だった。妹を守るためであっても、結局は「自殺」したことに変わりはない。
動揺が収まらないまま家に帰って来た。ショック、失望、驚き、混乱、なんだったんだあれは・・・ぴったりくる言葉が見つからない。 スリッパを探しにお気に入りの雑貨屋に行っただけのはずだった。楽しく買い物をして帰ってくるはずだった。こんな気持ちで帰宅するとは、出かける時は思いもしなかった。 お気に入りの雑貨屋さん。そんなに頻繁に買い物をするわけではないけれど、コースターやポストカード、スリッパなど、ちょっとした雑貨を購入していた。海外から買い付けているらしい素敵な小物た
広島から帰って来てから、毎週の様に広島風お好み焼きを作るようになった。それまでは、広島風お好み焼きは外で食べる物と思っていた。 料理が得意ではなく、広島出身でもない母が作る広島風お好み焼きは、お世辞にも美味しいとは言えなかった。そこから自分が作るお好み焼きは関西風になった。混ぜるだけで失敗があまりないからだ。 今回幼なじみが、お好み焼きを作るよと言ってくれた時も、正直不安だった。でも、他に何をリクエストしていいかも分からず、お店に食べに行く時間もなかったので、お
汗だくになりながら庭の雑草を抜き、落ち葉を拾い集めた。もっと涼しくて曇っている日もあったのに、なぜわざわざこんな30度近い晴れた日に、庭掃除をしているのだろう。 「そういうところあるよね」とパートナーに言われた。 確かに「そういうところある」私。 涼しくなったらと放っておいた庭は、雑草がぼーぼーで、落ち葉に埃にとかなり見苦しくなっていた。最近やっと涼しくなってきて、そろそろと思っていたら、明日からしばらく雨の予報。 その予報に気持ちが焦り、今日やらな
幼なじみと何十年ぶりかに再会した。彼女とは20歳頃に疎遠になり、ここ数年でまた連絡を取り合うようになった。ラインや電話でお互いの近況を知り、写真を見てあまり変わらないと思っていた。実際に会った彼女は、外で会ったら分からないくらい変わっていた。 「すっかり大人の女性になって!」私がそう声をかけると、 「私も今同じこと言おうと思ってた!オッパイ大きくなったよね!」と彼女。 彼女の発言に一瞬戸惑ったが、成長しない胸に悩んでいた、10代の頃の私を覚えていたのだと気づいた
クーラーをかけずに寝れたなんて2ヶ月ぶり?朝の通勤時、肌に感じる風も涼しい。そんな事がとても幸せ。お願い。このまま秋でいて。
「本当はもっとあったのよ。お国にほとんど持ってかれたの。」 祖母が小さなジュエリーボックスを、大事に抱えながらぼそっと呟いた。悲しいとも悔しいとも、なんとも言えない表情が祖母の顔に浮かんだ。 これが私の記憶に残っている、唯一の戦争体験記だ。これほど自分ごととして胸に響いた話しはない。 広島で育ち、たくさんの悲惨な戦争体験記を聞いてきた。正直具体的な内容まであまり覚えていない。戦争の話を聞いてくるという宿題で、知り合いのおばあちゃんから話を聞いたりもした。聞いたことは
こんな台風近づく大雨の中、隣の建物の屋上で、高圧洗浄と思われる作業をしている人がいてびっくりした。綺麗になった端から汚れていきそうだし、そもそも作業員の安全は大丈夫なんだろうか。予定を変更できなかったのかな。日本人って働きすぎって言われるわけだ。
今日ちょっと涼しいかも。 昨日が35度で今日が31度。それだけでも体感が全然違う。 駅まで自転車を漕ぎ、ホームで電車を待つ。それだけでぐったりしてしまう。 周りからカラカラ音がする。見回すと若者から中年まで、みんな手持ちの扇風機を回している。吹いてくるのは熱風だけど。それでも何かに頼らないと正気でいられない。そんな暑さだ。 毎朝家を出る時に、心を強く持って!と自分に言い聞かせている。 心頭滅却すれば火もまた涼し 心頭滅却すれば火もまた涼し 心頭滅却す
アニメ「推しの子」にまたはまってしまった。 第1期を一気見し、その後原作の漫画にもはまった。 もう内容も知っているし、第2期はわざわざ見なくてもいいかなと思っていた。けれど、1話だけと思って見たらやっぱり面白かった。 改めて、アニメにはアニメの良さがあると思った。色や音、動きが加わるだけで、知っている話しでも、初めて観るようにドキドキワクワクできる。 あと、アニメのオープニングとエンディングの映像が、私はとても好きだ。子供の頃からそうだった。毎回同じなのに見入っ
誰かが私の時計を3〜4時間先に進めた気がする。気づけばこんな時間。やりたかった事、やる事リストのほとんどができずに一日が終わろうとしている。この暑さのせい?
スーさんが、ラジオのオープニングトークで天気と体調について話をするのが好きだ。好きと言うかほっとする。 「昨日蒸し暑くて寝られなかったよね〜何回も起きてエアコン切ったりつけたりして。ほんとだるい。すごいだるい。」 そんな会話を聞いていると、これが私がラジオを好きなところだなと改めて気づく。 昔は学校や職場でしていた「たわいない雑談」。それが叶う場所がラジオだ。「そうそう私も!」っていう共感が、私の心をとても軽くしてくれる。 辛いのは自分だけ。そう思うと辛さが増
雨の日ってどうしても気がめいる。 そんな時、頭の中でリピートするのがこの曲。 ラッキリの「雨が降るなら踊ればいいじゃない」。 タイトル通り、とてもポジティブで気持ちを明るくしてくれる曲だ。 そして歌詞も秀逸。 「君が踊れば雨でも楽しい」 「気分はGene Kelly 踊らされるんじゃなくて踊るわい!」 「雨でもいいって思えるステップで傘もささずに唄うわ Shawshankみたく両手を広げ 迫りくる粒を迎えるわ」 「雨が降るならびしょ濡れで踊ればいいじゃない」
初めて業者にエアコンクリーニングを頼んだ。 そろそろ試運転をと思って吹き出し口を確認してみたら、見たことのない様な黒カビがびっしり。 10年近く使用してきて今までこんな事は一度もなかった。お掃除機能も付いているし、1年に1回は掃除もしていた。 去年あまりの暑さに水漏れしたことがあったので、その影響かもしれない。 自分で掃除するのは早々にあきらめた。お掃除機能が付いたエアコンにしてから、掃除が難しくなったからだ。パーツが多すぎて、昔のエアコンみたいにフィルター
昨日の夜はゲリラ豪雨だった。 家の中にいて、こんなに驚いたのは初めてだった。高圧洗浄かモーター音の様な爆音が響いてきてびっくりした。とりあえず窓を開けてベランダに出てみた。雨の音とは思えない音が響いていたが、暗くて何が起こっているのかよく分からなかった。 よく崖が崩れる前や、川が氾濫する前に、すごい音がした、などとニュースで聞いたのを思い出して不安になった。でも、冷静になって考えてみると、家の近くに崖もなければ川もない。高台に避難とも思ったが、周りは平地で高台ら
乳がんを経験した友人から一言。術後、麻酔がきれた時の痛みに比べれば、マンモの痛みなんてたいしたことないよ。私も健診で見つかったからちゃんと受けた方がいいよ。経験者の言葉って重い。