最初の印象
モラ夫はとても気遣いが細やかで真面目で誠実そうに見えた
打ち合わせと称して何度か食事に誘われた
リフォームをしていたのが水回りだったのでご飯も作れないし、自然の流れで2人で食事をした
そんな印象だったので警戒心もなかった
実際、初めての2人きりの食事は、モラ夫がお酒も入って饒舌に話し、とても楽しい人に思えた
私がよく笑うのでますます調子に乗ってとてもよく話し、それを嬉しそうに喜んでいました
「よく笑ってくれて嬉しい」「一緒にいると楽しい」というようなことをストレートに言い、とても率直で私が当時遊んでいた周りの男と子達と違って下心がないように思えたのです
この日は11歳も年上ということに関わらず割り勘でした
田舎に住む母親に仕送りをしているということで余裕がないんだなと思っていたし、その通りお洒落にも気を使っている感じもなく、奢らないと言うことが逆に下心がないという裏付けに思えて何の違和感もありませんでした。
外見は天パでとても神経質そうな眼鏡男でした
全然好みのタイプではなくそれがまた逆に私の警戒心誘発ということにならなかったのが残念でなりません
よーく考えてみたらヒントはたくさんあったのです
・割り勘=ドケチ
・誠実=外面がとてもいい
・よく気が利く=神経質
とにかく警戒心がもともと少なめ、経験値少なめ、世間知らずな私はそれらを全く問題視しなかったのです
それに私はアメ車チェロキーを乗り回すサーファーでした
身長も168センチで年中真っ黒
見た目はとても派手でした
“神経メガネ”とは違う種類の人属という感じでまさか結婚まで行くとは、この時は夢にも思いませんでした
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