終戦日
正直なところ今まで意識したことってあまりなかった。 今までは、昼休みに流れてくるニュースや戦没者追悼式のイベントで、今日が終戦記念日なんだなと認識する程度。今年は、1日ラジオを聴いている状態なのと、丸木美術館に行ったことがないから行ってみようかと思っていたタイミングとが重なり、8月15日は戦争に関する番組を探して聴いてみようと思っていた。
が、しかし。意外となかった。。 文化放送の『戦後75年スペシャル アーサー・ビナード 玉音放送を探して』くらいだったな。「忍び難きを〜」の主語は国民でなく天皇自身だったこと、放送直後の官庁街は書類を焼く煙で日中にも関わらず暗くなっていたこと、など、気付かなかった点や現在にもつながる組織構造の問題点がみえたり、自分身に置き換えて考えたりできて、面白い放送だった。 TBSラジオでMISIAがやっている「LOVE RAINBOW TRAIN」でも、MISIAが長崎出身ということもあり、「戦争」や「反戦」をテーマにした映画を紹介していた。 小学校の時は心が柔らかかったから色々自分に置き換えて考えたりしていたのに、大人になると忙しさにかまけて、自分に関係のあることばかり考えるようになっちゃっているかもしれない。。経験や知識を経て色々できるはずなのに、むしろ知りたいという気持ちが減じてたり、視野が狭くなってしまってるかも。。気を付けなくては。
BBCのホームページに1946年8月31日発行のニューヨーカーに掲載されたジョン・ハーシー氏の記事の紹介があった。これによって、原爆がもたらす現実の結果をひろく世に認識されるくらいの影響力があった模様。今度読んでみよう。https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-37350105