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ビデオニュースドットコム「コロナがつきつける人間と自然の関係の再考」2021年01月02日

第1030回、三重大学人文学部教授森正人氏がゲストの回。 これ、一度聞いただけでは理解が追い付かなくて何度も聴いたけど、回数を重ねるごとに興味深い。 地理学での人新世の意味、人間の生産物によって地層が形成されるっていう知識だけでなく、考え方がおもしろい。 宮台氏も森氏も共通していっており私の中にすごく入ってきたのは、現在社会が、アルゴリズム化、計算可能性を重視し、そうした確率化されている制度の中にいる没人格化した人間がつくられている。でも、宮台氏は、コロナを機にその制度から出

    • メディア

      2020年度は大学院に行った。時間がたくさんあって、世の中の動きを色々みることができた。 そうすると、メディアの弱体化や、権力とメディアの癒着がすごくすごく気になった。 大きなメディアって信頼できないんじゃないか、大きなメディアほど権力と癒着が強いんじゃないか、という疑問。 そこで、個人で活動するジャーナリストなどに注目するようになった。 神保哲夫さんもその一人。彼が運営する会費制のビデオニュース・ドットコムに今日登録した。 支援したいところに寄付をする、応援したい人にお金を

      • 今年度の目標。自分語りとゆるい社交

        自分の話をするのが苦手だ。 人の話を聴くのが得意。人を励ましたり、モチベートしたり、喜んでもらうのが好き。 でも、年齢が上がってくると、私の言葉を聴きたがっている人がたまにいることに気付いてくる。そして、自分のメッセージをきちんと伝える必要性も出てくる。 自分のことを話せる訓練を積まないと。人付き合いが苦手で、目的なく人と付き合うのが苦手。ゆるく社交する訓練を積まないと。 これを、今年度の目標に掲げよう。

        • 憧れの書店主

          無趣味でインドアで内向的な私が小さい頃から変わらずずっと好きなもの。それは本である。 しかし、最近では読書の時間が減り、読む本の傾向も固定化されてきた。 最近は、podcastやラジオなどで注目している人物のお勧め本などに手を伸ばして読む本の幅を広げたり、新しい出会いを求めるようにしている。 そうしたらこんな記事が。シェア型本屋。棚を貸し出して、棚を借りた複数の人がそれぞれ書店主になる仕組み。 自分が好きな本を勧められるうえ、人のお勧めを知ることができるのがよい。非常に良い。

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          インド映画

          「バジュランギおじさんと、小さな迷子」(2015年)を観る。まともにインド映画を観たのは初めてかもしれない。インド映画歴代興行成績No.3を記録したそうで、なんと159分。2時間40分!しかし、集中が途切れずに観れる。ザ・娯楽映画といった感じ。インドとパキスタンの難しい現実を扱っていながらもすごいハッピーエンドで、度重なる困難も、なぜか偶然が解決してくれてっていう、安心して観ていられる。突如始まるダンスシーンも楽しくなって、エキストラの一人みたいな気持ちになれる。これがインド

          インド映画

          終戦日

          正直なところ今まで意識したことってあまりなかった。         今までは、昼休みに流れてくるニュースや戦没者追悼式のイベントで、今日が終戦記念日なんだなと認識する程度。今年は、1日ラジオを聴いている状態なのと、丸木美術館に行ったことがないから行ってみようかと思っていたタイミングとが重なり、8月15日は戦争に関する番組を探して聴いてみようと思っていた。 が、しかし。意外となかった。。                   文化放送の『戦後75年スペシャル アーサー・ビナード