【丸美屋の麻婆豆腐使用】我が家のスペシャル本格麻婆豆腐レシピ教えます
どうも、フジヤマフジコです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
突然ですが、わたしは結婚生活約5年で100回は麻婆豆腐を試行錯誤してきたように思います。
夫に好みの麻婆豆腐を作るために結婚したのか…と錯覚するほどです。
本日は結婚生活約5年かかってたどり着いた『我が家特製のスペシャル麻婆豆腐』の作り方をご紹介しましょう。
1.なぜ麻婆豆腐なのか
夫が無類の麻婆豆腐好きだからです。
中華料理店に行くと8割麻婆豆腐を頼むくらいなんですが、いつも決まってう〜ん…と言うんですよ。
夫「美味しいんだけど好みじゃない。」
(え、この人…本当に麻婆豆腐好きなんか…?君が求めてるのは麻婆豆腐ではないんじゃ…)
と思うほど連戦連敗を繰り返し、
しかし全然めげないんです。
あまりにも報われない夫がちょっとかわいそうになってきたわたし。
**
「それならばとことんお好きな麻婆豆腐を作って差し上げましょか....」**
と開始されたプロジェクト。
まさか5年もかかってしまうとは…笑
2.好きな麻婆豆腐の系統を改めて考えてみよう**
わたしは夫と結婚するまで
麻婆豆腐をお店で頼むことも
家で作ることもなかったので
麻婆豆腐と一言でいっても本当に色んなタイプの麻婆豆腐があるんだということを知りました。
なので、夫に詳しくヒアリングをした結果
夫の好みの麻婆豆腐の言語化に成功しました。
コレできっと特製ができるはず....
・豆腐は固め=木綿豆腐・ひき肉が多め・ニラいり・具だくさん・辛い・でも辛いよりしびれ
3.特製麻婆豆腐が完成するまでに5年もかかった理由
しかし、わたしはフジヤマフジコ。
大さじ1と書かれていても、
「はいはい、大体ね〜」と言いながら足したり
「あ。アレないわ〜まあいいか。」と入れなかったり。
どのくらい何を入れてこの味になったのか全く解らない、まさに何が飛び出すか解らないぱるぷんて状態で作っておりました。
たまに夫に「今日の麻婆豆腐うんま!」
って言われようともどうやって作ったのか自分自身が一番把握してないので、二度と同じ味にはならないという…。笑
こんな事を繰り返し5年もかかってしまった訳です。
4.我が家の特製麻婆豆腐レシピを教えます
前置きが長くなってごめんなさい。
ではサクッと簡潔にしたので是非マネしてみてください!
特に辛いもの、しびれが好きな方必見です。
❐材料
・木綿豆腐:1丁
・豚の挽肉:お好きな量
・しめじ:半分
・ニラ:1把
❐調味料
・丸美屋の麻婆豆腐の素
・にんにく:
・しょうが:
・鷹の爪:3〜5本
・中国山椒(粉、固形)
・四川風ラー油
・ウェイパー
特製麻婆豆腐作り方
①豆腐を熱湯に1分くらい入れる
※この工程をすることで豆腐が崩れにくくなります
②弱火で鷹の爪、にんにく2片、しょうがを入れ香りだしをしましょう
③ ②の中にひき肉を入れ少量のお酒を入れ炒めます
④ 肉に火が通ってきたらしめじ、ネギを入れる。
⑤ 丸美屋の麻婆豆腐の素を1つ入れ、その他に豆板醤(ちゅーブだと5センチ位)、すりニンニク、すりしょうが、山椒(粉も固形も)ウェイパー(チューブで5センチ程度)を入れ全体的になじませる。
⑥ 豆腐を入れ、丸美屋の麻婆豆腐の素の中に入ってる片栗粉を規定通りの水でとかし入れる。
⑦ 切ったニラを入れ1度フライパンをふりなじませてから蓋をする。
⑧ 5分くらい弱火で蓋をしながら野菜を蒸し焼きにする
⑨ 蓋をあけてニラがいい緑してたら更に丸美屋の麻婆豆腐大辛の中に入っている山椒を加える
⑩ 蓋をはずして、四川風ラー油を加えて弱火で10分くらいグツグツ
**※
一旦、火を切って20分くらいすると味が馴染みます。
もちろんすぐに食べても美味しいけど、なぜか少し時間を置いたほうが味が落ち着いてきて美味しかったです。
**
5.麻婆豆腐はスポーツ、夫はアスリート
痺れる麻婆豆腐を想像する夫の額からは食べる前からすでに汗が流れでている。
レモンと言ったら唾液が出るあの感じなのだろうか。
夫は麻婆豆腐の話をするだけで、なぜか額からじんわり汗がでる特殊体質だ。
これはカレーにおいても同じ現象が起きる。
初めて2人でカレーを食べに行った時に
夫「あの…俺…汗すごいと思うけど、引かないでね…」と不安げに言われた。
わたし
「そんなの、大丈夫ですよ」
と言ったのもつかの間、
カレーを食べ始めた夫をみて
(....あの人滝に打たれたんか…?)
と驚いた。
どしゃ降りの夫が懐かしい。
さて思い出話はさておき、
麻婆豆腐を夫の目の前に出すと夫はチラチラとこっちを見る。
あえて、わたしはゆっくりと準備して夫のソワソワ具合を楽しむ。
あとは、わたしのいただきます待ちだ。(犬)
わたしがいただきます!というと、 それをかき消すかのように、かぶせて「いただきまああす!!」と威勢のいい声をだした。
それはまるでよーいどんの合図とともに走り出したようなアスリートのようなスタートダッシュだ。
麻婆豆腐をすくっては口に放り込み、すくっては放りこみ、
熱さの感覚はあるのかな?と全てを圧倒させる勢いで麻婆豆腐をかっくらっていく夫。
見ていて本当に気持ちがいい。
そして第2形態に夫は突入。
辛い!!しびれる!!!
と言いながらもまさかの超笑顔だ。
もはやマラソン選手のランナーズハイのように、キツさをも楽しさに変えているように、辛い→しびれる→笑顔を繰り返すのだ。
第2形態はまじで怖いしやばいヤツだ。
時にあまりの痺れから給水をはさみ、
己の体力を考慮するかのようにナムルをはさみ舌の感覚調整を行う夫。
マラソンランナーがペースをあげたり落としたりを調整しながらゴールに向かって走っているあの感じにしか見えなくなってきた。
感覚調整が終わると、ゴールまでのラストスパートといわんばかりに、またスタート時のあの疾走感を感じさせる食らいっぷりを見せてきた。
ここで更に追いあげるのか…?
そしてもはや、汗、汗、汗。
からのやっぱり満面の笑み。
このまま一気にゴールするのか?
このまま走りぬけるのか?
頑張れ!頑張れ夫!!!
それとも....
ちょうどその時だった。
おかわりタイムだ。
おかわりを要求する夫がそこには立っていた(自分でご飯よそった)
えええ!!
彼のもう胃袋は限界なはず…(ああ、もう走れないのに…)
彼はゴールを自ら延長したのだった。
自分の胃袋に限界を感じながらも決してゴールを諦めない姿(おかわりしただけ)
なぜか、ちょっと感動してしまった。
我が麻婆豆腐人生、ココにあり…。
夫と歩んできた5年もの麻婆豆腐人生が走馬灯のように脳内を駆け巡り、麻婆豆腐の完食としびれでハイになってる夫の笑顔をみると、
我が麻婆豆腐人生、一点の悔いもなし!!!と思ったわたし(コレは本当に思った)
夫の麻婆豆腐完食の瞬間は、ごちそうさまでした…と静かに2人で喜びを分かち合ったのだった。
そして、ソファに倒れ込む夫をみながら
「麻婆豆腐はやっぱりスポーツや....」
と確信したのであった。
夫の評価
★1億
夫「ぜぇ…ぜぇ…美味しかったです....ほんと幸せ....でももう胃袋限界....」
わたし「我が麻婆豆腐人生に一点の悔いなし!!!はい、500円!まいど!!」