臨床に繋げる-肩峰下滑液包の機能解剖-
どうも肩関節機能研究会の郷間です。
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早速ですが質問です。
みなさんは”肩峰下滑液包”と聞いて臨床とはどのような関係があると思いますか?
『小さい組織だし、滑液が入ってる包(袋)でしょ(´▽`)』
正解です。
ただ、これだけだと臨床においては不十分です(^-^;
今回はみなさんに肩峰下滑液包について
✔どのような病態のときに肩峰下滑液包が問題になりうるのか
✔どのようにして臨床に繋げていけばいいのか
といったように
”記事を読む➔臨床に繋げる”ことができるようしっかり解説していきたいと思います。
臨床で直面する肩峰下滑液包の病態
みなさんは挙上動作をすると上腕の外側部が痛いと言われた(訴えられた)ことはありませんか?
わたしは新患さんの7割ほどに初回評価で挙上を行うとでいわれます。
このときの評価として
これらが陽性あれば、他疾患による現象(疼痛の訴え)も疑いながら治療をすすめます。
もしこれらが全て陰性の場合は『肩関節由来の上腕外側痛で間違いないだろう』と仮定をたてて次の評価に進みます。
ここで次に評価することが多いのがNeer testとHawkins testです。
言わずと知れた第二肩関節におけるインピンジメント(衝突)徴候の評価ですね。
例えばNeerやHawkins testで第二肩関節のみならず肩外側部に痛みが生じた場合は”肩峰下滑液包由来の痛み”を疑います。
なぜ肩外側部の痛みにも関わらず肩峰下滑液包を疑うのでしょうか?
それは肩峰下滑液包の支配が関係しています。
肩峰下滑液包の支配神経
肩峰下滑液包は上資料のように肩甲上神経、腋窩神経、外側胸筋神経から支配されています。
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