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morikoharu
乳がんと心*髪の毛事情~おしゃれは癒しで豊かさ
乳がんの抗がん剤治療の副作用で、髪の毛があっという間になくなりました。
「あまり抜けませんように。いやいや、抜けない人もいるよね?私は抜けないよね」って期待がありましたが、見事にあれよあれよと抜けていきました。
◆ケチらないで満足いくものを選ぶこと
ウィッグは思い切って、少々高め(約7万。私にとって高額なのだ)を用意。それはウィッグ生活が満足いくもので、その時、ケチらないで良かったと思います!
身なりを整えたり、オシャレでいることは、治療をしている中で癒しとなってくれました。なので、そこにお金を掛けるとて、「自分に価値がある」っていうことなんだと思うんです。
ひとが良いって言っていることではなくて、最終的に「自分が満足いくか」って、どんなときも大切にしたいと思います。
購入場所はネットで参考にはさせてもらいましたが、看護師さんから紹介してもらった病院近くの医療用ウィッグサロン。事情がわかるのでデリケートな内容も話しやすいですし、病院近くっていうのが、体が辛い時とかありがたい。
◆楽になったこともある
そして、どちらかというと治療前は頭ばかり気にしていたが、鼻やまつげも抜けていって、ほこりが入りやすく目はもうコンタクトでいられなかったり、鼻水が止まらなかったり、毛の役割を感じましたね。良いことと言えば体毛の処理がいらなかったりすること。
◆私はどうしたいか、常に主語は「私」で
結局、私は脱毛に関してあまり気にならなったのは、そのほかの副作用の方がつらかったのもそうなのですが、満足するウィッグがあったから。
私にとって、身なりは優先順位が高かったから。
時として「誰かのために」何かをやめたり、抑えたりしても良いと思います。そして、それは「誰かの笑顔を見る私をその時は選んだ」と誰のせいにもしない自分主体である考えが豊かだなぁと思います。