乳がんと心*お金の価値観
私にとって高額な乳がん治療費用、
それは「自分のためにお金を使う」修行であり
「幸せは無くならないよ」と気づかされたことでした。
では、「幸せが無くなってしまう」という感覚は
どこから来たのだろう?
◆モットモット星人出現
私は子供のころから貯金をする習慣がありました。それは祖母や母の教えで良い習慣だと思っていました。
よく祖母に連れられて銀行に行き、銀行のにおい(お札のにおいでしょうか)がだいすきになっていました。そして、貯金することもだいすきに。金融機関によって違うデザインの通帳や数字が増えていく楽しさ、達成感。
目的は「何かのために貯めておく」なのに、なんだか貯金が目的に。
また、いつの日か「貯金がなくなったら、何かあってもどうすることもできない」と怖くなってしまったのでしょうね。
安心をもっともっとと。
(これを私はモットモット星人と呼びます)
モットモット星人は
貯金を増やしていくべき
だから無駄遣いは駄目
貯金を減らしては駄目
とパワーアップ。
モットモット星人が自分の中に巨大化していること、「怖いから、安心をもっともっと」というお金の価値観が、その時あったことに気づいてあげられたのです。