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マスクから派生したいろいろ

まだコロナの正体が分からず,マスクが品薄になっていたころ,職場の先生が「そのうちマスクが通貨になるんじゃないの(笑)?」と言っていた。
確かになぁ!と思った。
全世界の人々がこれほどまでに一つのものを求めている状況ってあまりないかもしれない。

マスクといえば。
これまた職場の先生が,ひだつきの手作りマスクをそれはそれは器用に作られていた。それも(歳や性別によって勝手なイメージを抱くのはよくない!というの話は一旦おいておいて)60代の男性である。小学校の先生だったので,家庭科で教えていたから簡単なのだそう。

大学時代,音楽科や家庭科は同じ類に分けられていて,我々は教科として必要なのか?なんていうディスカッションをする授業があった。世界を見渡すと家庭科が教科としてあるのは珍しいらしい。生活に根付いているものなので,教科という枠にはめ込まない方が自然体なのでは?といった問いに対して切り込んでいく…ようなものだった記憶がある。

このコロナ騒動の中,私が目にしただけでも,メルカリをはじめ,道の駅,パン屋さん,お花屋さん,美容院でも,手作りマスクが売られている。統計をとったわけでもないが,マスクが品薄ならば作ろう!発想に即紐づくのは家庭科のおかげかもしれない。だって知り合いの外国の方は玉結びの仕方も知らないというのだから。

ちなみにニュースで見たが,ファッション大国のフランスでは,高級ブランド店のマネキンがそれはそれはお洒落なマスクを付けこなしていた。

写真は佐賀駅のえびすさん。彼もお洒落さんなので,よくマスクの柄が変わる。

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