[#40] 皆さんはデータ分析に何を使っていますか
始めに
最近のはやりは、AIを使った分析が主流になっているのではないでしょうか、少し前まではBIツールを使った分析も多かったのではないでしょうか、今回は無料(OSS)で使えるMetabase を紹介します。
導入は Docker を使う方法、Javaの環境で動かす方法があります。
今回は簡単な Docker を使う方法で
(base) ubuntu22@ubuntu22-All-Series:~/dify$ sudo docker run -d -p 3000:3000 --name metabase metabase/metabase
Unable to find image 'metabase/metabase:latest' locally
latest: Pulling from metabase/metabase
da9db072f522: Pull complete
55bf32896cb7: Pull complete
58cd9280b45d: Pull complete
46dc03f90f7d: Pull complete
5815bb3824d8: Pull complete
b743183e82b7: Pull complete
02f8ae8aade1: Pull complete
Digest: sha256:c7f3872cac67a0316415189d275e06bd7a16ff0f57dc42feaece635090f55a67
Status: Downloaded newer image for metabase/metabase:latest
b2693443bbe53ff5a764c5717f12e0c4fe58df85c4773fe7b7a617ccd8eca382
Docker 環境があれば、10秒程度で起動できます。
それでは、CSVを取り込んで分析してみましょう。
色々な形のグラフがあります
日付、件数という簡単なグラフを作ってもらいました
ステップ 1: CSV ファイルのアップロード
Metabase のダッシュボードに移動し、[+] ボタンをクリックして、新しいデータソースを作成します。
「ファイルをアップロードする」オプションを選択し、CSVファイルを選択してアップロードします(UTF-8)。
ファイルのアップロードが完了しましたら、データソースの名前を指定して、保存ボタンをクリックします。デフォルトは、SimpleDatabase。
ステップ2: データの探索
作成したデータソースに移動し、[探索]ボタンをクリックします。
データがロードされると、各列のデータ型とサンプルデータが表示されます。
列の名前やデータ型を確認し、必要に応じて編集することができます。
ステップ3: 質問の作成
[質問する]ボタンをクリックして、新しい質問を作成します。
質問のタイプ(例、数値、カテゴリなど)を選択し、適切なフィールドを選択してください。
質問を具体化するために、フィルター条件やグループ化条件を追加することができます。
ステップ4: レポートの作成
質問に答えたら、結果を閲覧することができます。
結果をベースに、レポートを作成することができます。
レポートのタイプ(例、棒グラフ、折れ線グラフなど)を選択し、適切なフィールドを選択してください。
ステップ5: レポートの保存
レポートを保存することで、またアクセスすることができます。
保存されたレポートは、ダッシュボードに表示されます。
以上の手順で、Metabase で CSV を分析することができます。Metabase には、多くの機能や活用例があるため、自分のニーズに応じてカスタマイズすることができます。
経営に直結するケースとしては、Metabaseが各種データベースに接続し、リアルタイムでデータを取得・分析、経営ダッシュボードに最新の情報が表示される仕組みを作りこめば経営に大きく寄与するでしょう。