[映画]スペシャルアクターズ
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『スペシャルアクターズ』
「カメラを止めるな!」で社会現象になるほどの大ヒットを飛ばした上田慎一郎監督。
劇場長編第2弾です。
今作もカメとめ同様、オーディションで選ばれた無名の役者さんたち+予想外の展開。
主人公は、役者志望でありながら、緊張がマックスになると気絶してしまう癖がある和人。
それがひょんなことから、カルト教団から老舗旅館を守るためにひと芝居うつことになり…というストーリー。
いやもう、めちゃくちゃハードル上がってますからね。
正直、観る方としても難しかったです。
「カメとめの奇跡なんて何度も起こらない。そこまで期待してはいけない」
という自分と
「あのカメとめの監督の!次の映画!」
という自分とがいて。
で、この映画。
さすが上田監督。
全編に渡って散りばめられた笑いと伏線。
「たい焼きのしっぽの先までアンコ」
的なストーリーで楽しかったです。
しかしカメとめは、ストーリーの見せ方が新しかったわけですが
この映画の展開は、決して目新しいものではなく。
いや!それはそうなんですよ。
数限りない、いろんなパターンの映画が作られ続けている中
新しい見せ方なんて、そんなしょっちゅう出てくるもんじゃないですから。
でも個人的に思ったのは
あまりに前作とテイストが似ていた部分があったので。
せっかく名を挙げたわけですから、もっとバブリーにお金を使って、遊びまくって欲しかったですね。
上田監督、これからももっともっと映画を作って我々に見せてください!
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