[映画]9人の翻訳家
『藤井ペイジの思い出100円』リスト
↑こんなんも書いてますのでぜひ
「タイピスト」のレジス・ロワンサル監督。
ダヴィンチ・コードリシーズ「インフェルノ」の出版秘話から生まれた物語だそうです。
全世界で大ヒットの小説「デダリュス」。
その完結編を世界同時発売するため、9ヶ国9人の翻訳家が郊外の洋館の地下に閉じこめられて、外部との連絡手段も絶たれた状態で翻訳作業を。
しかし出版社社長の元に、金を払わないと全編をネットで公開すると脅迫メールが届き…。
いや〜面白かったですね。
ミステリーなので、こちらもあらゆることを予想しながら観るわけですが
まんまと騙されました。
誘導の仕方が上手いというか。
ヘタなミステリーは、ラストを読ませまいとして強引なつくりになりがちなのですが。
この映画は気持ちよく騙してくれて。
犯人、動機、トリックもろもろ、よくできてるな〜と。
あんまり言っちゃうとハードルが上がってしまうのでアレですけど。
欲を言えば、9人それぞれがもっと「あやしげ」だったら、なお良かったかもと。
僕は思いましたが。
とにかく邪推せずに、流れに身を任せるように観て欲しいです。
うまいこと導いてくれますから。
気になる方は、ぜひぜひ映画館へ。