［映画］シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション

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『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』

あのシティーハンターが、なんとフランスで実写化。
監督・脚本・主演はフィリップ・ラショー。
コメディ系の方です。

このフィリップ・ラショーが「シティーハンター」の大ファンとのことで。
自ら脚本を書き、持ち込んだところ、原作者である北条司さんが「この手があったか！」と驚いたとか。

その触れ込み通り。
僕も原作・アニメとも大好きな方ですけど
かなり原作へのリスペクトを感じました。

正直、最初はＢ級感が強くて。
どうなることやらとヒヤヒヤしたのですが
随所に散りばめられた原作愛に引き込まれて。

一番いいなと思ったのは
リョウとカオリ、つかず離れずの関係。
はっきりしないリョウと、そんなリョウの言動をいちいち気にしてしまうカオリ。
お互い必要としていて、本当は好きなくせに。
そこの再現度の高さが素敵でした。

イロモノ系の映画と思われそうですが
ストーリー的にもしっかりしていて、最後まで楽しめましたよ。

何より最後に流れた「Get Wild」。
シビれたなあ。

日本のアニメが海外で実写化されることは、きょうび珍しくありません。
決して成功とは言えない作品も少なくありませんけど
この映画化は、僕はかなり良かったと思います。
面白かった！