貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol242 4月、5月、6月は、美容学生さんの就活期間。就職ガイダンス→サロン見学→面接希望に繋げたい…ですよね!?
4月は、入社式、新人研修を行っていますよね。その新人研修の最中、来年度の求人活動も同時にスタートしますよね。
早い美容学生さんだと、4月には動きはじめていますよね。5月~6月で採用の声も聞こえてきますよね。できれば、その波に乗って早め早めに求人を成功させたいですよね。
一概には言えませんが、美容室を30年経営してきて感じたことですが、やはり、早く就活をし始めている美容学生さんほど、美容師という職業に対する思いが強い方が多いような気がします。だからと言って就活が遅い子の美容師に対する思いが弱いという訳ではありませんが…。
では、どのようにすれば、就活の早い美容学生さんに対応できる求人対策ができるのでしょうか?
それには、下記の3つの段階をクリアーする必要がありますよね。
1.いかにして就職ガイダンスに参加し、自社のブースに来てもらうか?
2.いかにしてサロン見学(説明会)に来てもらうか?
3.いかにして面接希望をいただくのか?
と、三段階のステップを踏まないとなかなか新卒の求人は成功できないと思います。
先ずは、この1.2.3.の段階で、どこでつまづいているのか?を認識して頂いて、1つづつ対策を立てないといけませんよね?
1.就職ガイダンスの参加ですが、ブランディングに成功されているサロンさんは、ガイダンス無しでもサロン見学の応募があります。羨ましい限りですね。ブランディングに弱いサロンは、先ずは就職ガイダンスには絶対参加したいですよね?
そうするためには、就職ガイダンス情報を入手する必要があります。
就職ガイダンスは、美容学校が主催するものもあれば、美容ディーラーさんが主催するものもあれば、サロンさんが他店との仲間でグループを作ってサロン主催でされるものもあります。
その情報を入手するために、とにかく聞き込みをされることをお勧めします。アンテナを張り巡らせ、自分から問い合わせないと、相手からその情報は入りません。よほど運が良くない限り…。
就職ガイダンスに参加することができても、自分のサロンのブースに、美容学生さんが来てくれるとは限りませんよね。
ですので、サロンさんの多くは、見栄えが良くお洒落で第一印象の良い比較的若手のスタッフを登用していますよね。私みたいな高年齢のおじさんは、避ける傾向にありますよね。(笑)
就活を大切に真剣に考えている美容学生さんほど、事前にインターネットを通じてサロンをチェックしています。やはりInstagramで調べる方が多いですよね。
Instagramでリクルート情報を絶えず発信して、美容学生さんの目に留まるようなコンテンツに仕上げる必要がありますよね。しかも、一年を通じて絶えず発信されているサロンさんは、徐々にクオリティーもコンテンツも充実していますよね。
就職活動がスタートする4月から慌てて取り組んでも、手遅れになっていることもあります。だからと言って取り組まないのはダメですよね。
今年がダメでも来年のために…来年がダメでも再来年のために…取り組む決心をしてから徐々にブランディング力が高まってくると思います。求人活動で戦うための戦闘態勢ですね。
Instagramが苦手なサロンは、苦手だという理由で避けるのではなく、取り組み始めることが大事ですよね。
ではどうすればいいのか?と言いますと、Instagramが苦手なサロンは、求人で成功されているサロンを見つけて、リスペクトし、最初は真似ることから始められるといいと思います。
コンテンツをそのまま参考にさせていただいて、スタイルのクオリティーも、そのクオリティーを目標に撮影を重ねていけば、いつの間にか、それなりの自社のInstagramのリクルート情報を発信できるサロンになっていくのだろうと思います。
今回は、
1.いかにして就職ガイダンスに参加し、自社のブースに来てもらうか?をお伝えさせて頂きました。
残りの2.と3.は、またの回で詳しくご説明させていただければと思います。
検討をお祈りしております。