貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 169 行動に移すのが遅い幹部の問題 (大型店のお悩みシリーズ)第2弾
第1弾では、店長の行動に移すスピードは、お店が前に進むスピードに比例している‥というお話をさせて頂きました。また、行動が早い店長は、部下から見て頼もしく映り、逆に行動の遅い店長は、部下から見て頼りなく映ります。
つまり、頼もしいか?頼りないか?は、何かをはじめようとしたときの店長のリーダーシップに大きく影響してきます。ですので、取り組む内容も大事ですが、店長の取り組むスピードに注力されることも大事だと思いますね。
行動の遅い店長に、「行動が遅い!行動を早くして!」と注意を促しても、なかなか行動が早くはなりませんよね。それで解決するほど、簡単ではありませんよね。また、行動の遅さをやる気や意識の低さといった精神論で説教しても、一時的には効果があっても、また元に戻ってしまうこともありますよね。
店長の行動が遅い根本的な原因を解決しない限り、何をやっても遅い現象は永久的に続きますよね。
店長の行動が遅い根本原因は、行動管理(スケジュールの管理)ができていないからですよね。
行動管理とは?
1.自分がやるべきことを書き出して、
2.優先順位をつけ、並び替えて、
3.スケジュール帳に落とし込んで、
4.日々スケジュール帳を確認しながら行動に移す。
この単純と言えば単純な作業なのですが、この基本的な行動管理ができないと、いつも行動を起こすことをうっかり忘れたり、先延ばしにしたり‥という現象は直らないですよね。
この基本的な行動管理ですが、口で説明してもなかなか身に付かないと思います。長年の習慣を変える必要がありますから‥
最初は、店長の担当上司(マネージャー)が、行動管理を一緒にしてあげるといいと思います。行動管理が習慣化できるようになるまで‥
店長の行動力を上げるためには、実は、マネージャーのコーチングによるサポート力が必要になります。
マネージャーが店長の行動管理が身に付くまで、最初は手取り足取り一緒にしてあげ、慣れてきて、習慣化できるようになれば、少しづつ自立させていくとよろしいかと思います。
お試しください。
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