貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol287『就職ガイダンスに参加しても、採用に結びつかない…』とお嘆きのリーダー必読!第1弾
入社式も終わり、桜も終焉を迎える4月の中旬、新入生がまだ仕事に慣れていない最中。すでに来年度の新卒の求人活動がスタートいたします。
ついこの間の4月12日㈮も就職ガイダンスがあり、参加させて頂きました。
ありがたいことに、このガイダンスに総勢45名の美容学校生に来て頂きけたそうです。18社(サロン)がそれぞれのブースで美容学生さんに、自社プレゼンを行いました。
だいたい2名~3名の美容学生さんを15分程度で4回転から5回転ぐらいさせて頂きましたので、1社あたり8名~15名ぐらい、自社のブースに座って頂きました。1回のガイダンスで、自社をアピールするには、十分な人数だったと思います。
その他の就職ガイダンス開催予定が、4月中に2回、5月中に1回ありますので、この機会をものにしたいと誰もが思いますよね。
ところが、同じ条件でブースを設置しても、美容学生さんに人気のあるサロンと、そうでないサロンとに分かれますよね。
先ずは、自分のサロンのブースに座って頂けるような工夫と取り組みが必要ですよね。
自分のブースを綺麗に飾り付けたり、少しでも目立つようにロゴ入りの椅子やクロスを作ったり、参加スタッフも見栄えの良いスタッフを揃えたり…していますよね。
それはそれで、何もしないよりは、効果があるのかも知れませんが、ブースに座って頂けるかどうかは、ブースの飾りつけ等ではなく、そのサロンの知名度や認知度で決まると思います。
ですので、就職ガイダンスの入り口に入る前から、どこのサロンの話を聞きたいのか?を事前に決めている美容学生さんも少なくはないと思います。
ですので、サロンの知名度や認知度を上げる取り組みを年がら年中しているところが人気ですよね。
一昔前は、店舗展開されている大型美容室は、必然的に知名度がありますので、ブースに座って頂くチャンスが多かったのですが、最近では、小型店でも、Instagram等で知名度や認知度があるサロンは、人気サロンとなり、ブースに座って頂ける割合が増えてきたと思います。
大型店からすれば、ピンチですし、小型店からすればチャンスともいえますよね。
就職ガイダンスでの成果を期待するのであれば、普段から知名度や認知度を上げる取り組みをされるといいと思います。
一方で、自社のブースに座って話を聞いていただく人数がある程度、確保できたとしても、採用にまで結びつかない…というサロンもありますよね。
それは、自社プレゼンに何らかの問題があるのかも知れませんね。
問題というより、『特徴が無い』、『強みが無い』、『魅力が無い』のかも知れません。
この特徴、強み、魅力が無いと、15分の自社プレゼンでのインパクトが弱く、最悪は、興味すら持って頂けない…となりかねないですよね。
そもそも15分ほどしかないので、15分の最初から最後まで『特徴、強み、魅力』の話だけをされてもいいと思います。
自社プレゼンの弱いサロンは、労働条件を1つづつ説明して、教育カリキュラムの話をして、人間関係が良いことをアピールして終わり…。これでは興味を持って頂けないのは当たり前ですよね。
15分間の短い時間ですので、最初から最後まで、他のサロンとは違う特徴、強み、魅力を全力で伝えることをお勧めいたします。
また、就職ガイダンスを聞いて、直ぐに面接希望…とはあまりなりませんよね。ですので、就職ガイダンスの成果(ゴール)を『面接の応募』ではなく、『サロン見学』にされると、採用の応募も増えると思います。
という事は、自社プレゼンを聞いていただいて『実際にサロンを見学してみたい…』と思ってもらえるような内容に仕上げるとより効果的だと思います。
詳細は、第2弾でお伝えさせて頂きますね。